この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
さらに近くてもっと甘い
第13章 入れ違いに入れ違い


要さんの話を聞きながら、何だか光瑠さんに対してムカついていた気持ちがより馬鹿らしくなった。


自分にとって、心地よいとか言えない気持ちになるのも、相手を愛しているからこそ。


それを包み隠そうとしたり、頭ごなしに怒ったりするのは、良くないのかもしれない。


まぁ光瑠さんの場合は行き過ぎだけれど、行き過ぎてしまうのが光瑠さんだし、そういう人を愛して結婚したんだから。



「……社長が戻られるまで、お待ちになりますか?」


「そうですね……。早く仲直りしないと、会社の皆さんにご迷惑が掛かってしまいますから」


はは、と呆れたよう私が笑うと、要さんはいつも通りいたずらっぽくクククと喉を鳴らして笑った。



「確かに。特に酒田がとばっちりを受けて散々な目に合いますからね」



う………



何だかそれは笑えない……




「冗談ですよ、半分」


「半分………」




今度酒田さんに何か差し入れを持ってこよう。



こんなことを考えながら、要さんが案内する方に歩き出したその時、何かが弾けたようなそんな感覚を不思議に思っていると、両足に生暖かい感覚が広がって目を見開いた。





/456ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ