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第3章 喧嘩するほど？

2人でしばらくクスクスと笑っていると、光瑠さんが私の髪を撫でた。



「………具合は？」


「元気です。
つわりも今のところひどくないですし」



笑顔で答えると、光瑠さんと嬉しそうに笑って、そうか…と呟いた。



やっぱり、光瑠さんの笑顔は本当に素敵…



今さらそんなことを思いながら見とれていると




また


唇が重なった。




「っ…んんっ……」




吐息と舌が交じってそれが心地良い。



身体の奥が震えて、淫らに熱くたぎってしまう──



立っているのが辛くなって、徐々に光瑠さんに体重が掛かってしまう。


何とかしようと思うけれど、光瑠さんはそんな余裕を私に与えないかのように、私の口内を犯していた。