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さらに近くてもっと甘い
第3章 喧嘩するほど?
唇が離れると唾液がつー…と滴った。
光瑠さんは、ぺろりと自身の唇を舐めて、そして意地悪く微笑む。
「立ってられないのか…?」
「っ……」
低い声で囁かれて、身体がビクりと反応してしまう。
すると、光瑠さんは私を優しく抱きしめ、そのままゆっくりと私をベッドの上に横たえた。
私の上に覆い被さった光瑠さん。
そのまま再び顔を近付けたかと思うと、すっと私の耳元に唇を落とした。
「ひゃっ……んっ」
ぴちゃ…という音が聞こえて、身震いが起きる。
声が漏れそうになって思わず手で口を抑えようとすると、光瑠さんがそれを阻んだ。