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【R-34】
第12章 『不知夜月』
きっと……彼女の手料理など二度と味わえないのだろう、と最後の晩餐を圭吾は静かに見詰めた。


『熱も下がったから、明日からは会社にも行けるよ。ありがとう』

こんなおっさんにせっかくの休日を付き合わせて、と心で謝る。


『お仕事、一段落したら……あの、昨日言ってたお礼……私、楽しみにしていますね』

今考えると、彼女はその一言にどれ程の勇気を絞り出したのだろうか。



結局、最初のデートの誘いは彼女からだった。


そのお礼を圭吾から切り出すには気が引けて、忙しさも手伝ってずっとそのまま放置していた。

中々誘ってこない圭吾に真奈の方が痺れを切らし『お礼のデート、して下さい』と言ってきて……。



そこから全ては始まったのだ。
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