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【R-34】
第17章 真夏の夜の夢
『おっ……お嬢様っ』
口の中で呟いた自分の声ではっと目を覚ます。
「……っ、くそっ……夢、か……」
随分とリアルな夢だった。
大きくため息を吐いた後、ゆるゆると気だるそうに身を起こす。
垂れた前髪を掻き分けた。
隣にはすやすやと気持ち良さそうに寝息をたてる美しい妻。
さぞ良い夢を見ているのだろう。
口元がゆっくりと笑みを見せる。
ぅんっ……。
自分の股間にあてがわれていた真奈の手。
あの夢の原因はこれか……。
途端にカチンと苛立つ。
妻にあのような事を……。
しかもその行為に感じている自分。
次回作はBLだから協力して何て言われたら、快諾してしまいそうな快楽がまだ胸の中に残っていた。
口の中で呟いた自分の声ではっと目を覚ます。
「……っ、くそっ……夢、か……」
随分とリアルな夢だった。
大きくため息を吐いた後、ゆるゆると気だるそうに身を起こす。
垂れた前髪を掻き分けた。
隣にはすやすやと気持ち良さそうに寝息をたてる美しい妻。
さぞ良い夢を見ているのだろう。
口元がゆっくりと笑みを見せる。
ぅんっ……。
自分の股間にあてがわれていた真奈の手。
あの夢の原因はこれか……。
途端にカチンと苛立つ。
妻にあのような事を……。
しかもその行為に感じている自分。
次回作はBLだから協力して何て言われたら、快諾してしまいそうな快楽がまだ胸の中に残っていた。