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【R-34】
第5章 知られた秘密
やがて小さな段ボール箱を手に持ち、圭吾が戻ってきた。
「これ……君のだろ?もしかして……その、俺は君を満足させられていないんじゃないかと思って……」
その箱を開けて見せられ、真奈は驚愕した。
大人のオモチャが数種類、恥ずかしげもなく現れる。
浅はかだった。
あんなところに置いてあれば、いずれは彼に見付かってしまうとなぜそう思わなかったのだろう!?
「ちっ違うの。そうじゃない!あなたのには凄く満足してるわ!」
「……じゃあ、どうしてこれが?俺は買ってはいない。だとすれば、君が買ったんだろう?」
ああ、なんと説明すれば良いのだろう。
彼にどう伝えれば納得してくれるのだろうか……。
だめ、それじゃあ嘘に嘘を重ねるだけ。
もうこれ以上、愛する彼に黙っているのを真奈には耐えられなかった。
「これ……君のだろ?もしかして……その、俺は君を満足させられていないんじゃないかと思って……」
その箱を開けて見せられ、真奈は驚愕した。
大人のオモチャが数種類、恥ずかしげもなく現れる。
浅はかだった。
あんなところに置いてあれば、いずれは彼に見付かってしまうとなぜそう思わなかったのだろう!?
「ちっ違うの。そうじゃない!あなたのには凄く満足してるわ!」
「……じゃあ、どうしてこれが?俺は買ってはいない。だとすれば、君が買ったんだろう?」
ああ、なんと説明すれば良いのだろう。
彼にどう伝えれば納得してくれるのだろうか……。
だめ、それじゃあ嘘に嘘を重ねるだけ。
もうこれ以上、愛する彼に黙っているのを真奈には耐えられなかった。