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【R-34】
第5章 知られた秘密
「……嘘」

力なく頭を隠していた手が落ちた。



ふぅん、と鼻で納得を見せる圭吾の口元が喜んでいる。

でも、もう一つの大切な疑問は未解決のままだった。


「で?君が官能小説を書いているのは分かった。これが家にある理由は?やっぱり満足しきれなくてとかじゃ……」


「違うっ……そうじゃないのっ。それは……その、何て言うか……」

言葉を濁す真奈に訝しげな目を向ける。


「ちゃんと隠さずに全部言って」

彼の、今にも怒りそうな目付きに愛奈はとうとう諦めた。



「……圭吾さんに、協力してほしいことがあって。……私一人じゃ怖くて、それにあなたを裏切ってるようで出来なかったの」


裏切りと言う言葉に、圭吾の眉が反応する。
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