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未来なんていらない
第3章 3
『水上尊です。
いつもみなさんの素晴らしい企画のおかげで楽しく仕事ができています
今回はその仲間に入れていただけてとても光栄に思っています。
どうぞよろしくお願いします。』
歓迎ムードの拍手とともに
『エース!!』とか『心強いぜ!』とか
ヤジがとびかうなか
私ひとりボーゼン
えーん・・・
仕事どころじゃないよ~
そう思っているうちにミーティングは終了し
みんなそれぞれの席にもどる
私も自分の席についたものの
ショックからたちなおれない
『佐々木美羽サン』
後ろから声をかけられギクッとする
おそるおそるふりかえり
なにもいえないまま上目づかいで固まる
そんな私をよそめにににっこり笑って
『先日はどーも』
なんていったもんだから一気にみんなの視線をあつめてしまった
『あれ?水上くん、うちの姫とおしりあい?』
『イケメンは手が早いなあ』
冗談混じりのセリフがとびかう
『ちがいますっ!』
ってあわてて否定したのにあいつってば
みんなにむかって
『俺のひとめぼれです。さっそくフラれてますけどね~』
なあんてさらっといってくれちゃった
ちょっとちょっとぉ!!!
なんてこといってくれるのよっ
『俺このプロジェクト成功させるまでに落としてみせますね~』
絶句・・・
口をぱくぱくさせてる私をよそに
まわりは『がんばれよ~』とか勝手に応援しているし
あいつはあいつで『ではまた午後の会議で』とかいってでていっちゃうし
なんなのよ~・・・
いつもみなさんの素晴らしい企画のおかげで楽しく仕事ができています
今回はその仲間に入れていただけてとても光栄に思っています。
どうぞよろしくお願いします。』
歓迎ムードの拍手とともに
『エース!!』とか『心強いぜ!』とか
ヤジがとびかうなか
私ひとりボーゼン
えーん・・・
仕事どころじゃないよ~
そう思っているうちにミーティングは終了し
みんなそれぞれの席にもどる
私も自分の席についたものの
ショックからたちなおれない
『佐々木美羽サン』
後ろから声をかけられギクッとする
おそるおそるふりかえり
なにもいえないまま上目づかいで固まる
そんな私をよそめにににっこり笑って
『先日はどーも』
なんていったもんだから一気にみんなの視線をあつめてしまった
『あれ?水上くん、うちの姫とおしりあい?』
『イケメンは手が早いなあ』
冗談混じりのセリフがとびかう
『ちがいますっ!』
ってあわてて否定したのにあいつってば
みんなにむかって
『俺のひとめぼれです。さっそくフラれてますけどね~』
なあんてさらっといってくれちゃった
ちょっとちょっとぉ!!!
なんてこといってくれるのよっ
『俺このプロジェクト成功させるまでに落としてみせますね~』
絶句・・・
口をぱくぱくさせてる私をよそに
まわりは『がんばれよ~』とか勝手に応援しているし
あいつはあいつで『ではまた午後の会議で』とかいってでていっちゃうし
なんなのよ~・・・