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未来なんていらない
第5章 5
『へい、おまち!!』

15分ほど歩いて連れてこられたのはラーメン屋

アイツはお店に入るなりカウンターに座って『いつもの2つ』と注文したきり
何も言わないで頬杖ついたままそっぽを向いている


ちらっとみると
『はやくくわないとのびるぞ』
ってしれっといってラーメンを食べ始めた

う~・・・

『いただきます』
手を合わせて目の前のおいしそうなラーメンに箸をつける

『・・・ん!!おいしい!!』
一口食べておもわずそう言ってしまった

ハッとして横を見ると
『だろ?』
ってアイツはにやっとわらってまた食べ始めた

あれ?
さっきの不機嫌はどちらに??


『ここのラーメン俺一番好き』
食べながら話し始める

『ほんとおいしいね。私も今までいちばんかも』

『ラーメンよく食うの?』

『時々、かな
 部のみんなに連れて行ってもらったり』

そういうとぴくりとアイツがとまった

『外回りのときにね、ランチで、だよ!!』
あわててつけたす


『メンマ好き?』

『うん』

『なるとは?』

『好き、かな』

『じゃあ俺は?』

『え?』
おもわず手を止めて横をみた


『そこはすきっていうところだろ~』

『そんな手にはひっかかりませんよーだ』
ちょっと拗ねながらラーメンをすすっているあいつにべぇってして
また自分のラーメンに取り掛かった




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