この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
未来なんていらない
第6章 6
『おーい?』

『・・・』

『聞こえてんの?』

『返事しろ~』

何度も呼びかける声にちょっと口元がゆるむ

『うん、終わった
 でも今夜食事いこうって誘われてて・・・』

『はあ?そんなの適当に断われよ』

電話の向こうで一気に不機嫌になったのがわかる

『平気かな?』

『平気だろ』

『わかった』

『名古屋駅にいるからさっさと来いよ!』

それだけ言って一方的に電話は切れた




え???



今何て言った???


言われたことがよくわからなくて携帯を手にしたまま茫然としてしまう


軽くパニックになっていると後ろから声をかけられた

『佐々木君、大丈夫かね?』


『すみません、ホテルに戻って報告書類をメールするうように指示があったので
 今日はこれで失礼させていだたいてもよろしいでしょうか?』

あわてて口から出まかせを言ってその場を辞退した


/96ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ