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未来なんていらない
第6章 6
『おーい?』
『・・・』
『聞こえてんの?』
『返事しろ~』
何度も呼びかける声にちょっと口元がゆるむ
『うん、終わった
でも今夜食事いこうって誘われてて・・・』
『はあ?そんなの適当に断われよ』
電話の向こうで一気に不機嫌になったのがわかる
『平気かな?』
『平気だろ』
『わかった』
『名古屋駅にいるからさっさと来いよ!』
それだけ言って一方的に電話は切れた
え???
今何て言った???
言われたことがよくわからなくて携帯を手にしたまま茫然としてしまう
軽くパニックになっていると後ろから声をかけられた
『佐々木君、大丈夫かね?』
『すみません、ホテルに戻って報告書類をメールするうように指示があったので
今日はこれで失礼させていだたいてもよろしいでしょうか?』
あわてて口から出まかせを言ってその場を辞退した
『・・・』
『聞こえてんの?』
『返事しろ~』
何度も呼びかける声にちょっと口元がゆるむ
『うん、終わった
でも今夜食事いこうって誘われてて・・・』
『はあ?そんなの適当に断われよ』
電話の向こうで一気に不機嫌になったのがわかる
『平気かな?』
『平気だろ』
『わかった』
『名古屋駅にいるからさっさと来いよ!』
それだけ言って一方的に電話は切れた
え???
今何て言った???
言われたことがよくわからなくて携帯を手にしたまま茫然としてしまう
軽くパニックになっていると後ろから声をかけられた
『佐々木君、大丈夫かね?』
『すみません、ホテルに戻って報告書類をメールするうように指示があったので
今日はこれで失礼させていだたいてもよろしいでしょうか?』
あわてて口から出まかせを言ってその場を辞退した