この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
未来なんていらない
第6章 6
『連絡先』
『え?』
『会社のじゃなくて、番号教えて?』
『なんでよ?』
『会社携帯でデートに誘えって?』
『・・・・っ?!』
『はーやーくー』
結局また私が負けた
画面に表示された水上尊の番号
『あ、これ、売ったらいいかも』
『売れば~?』
『みんな欲しがるよ?』
『俺お前以外の電話でないもん』
ぽかんとしていた思わず顔を見てしまう
どうしてこいつはさらりとそんなことをいうんだろ
どうせそんなのうそってわかってるのに
ちょっとだけ
ドキドキしてる私がいる
『惚れた?』
『惚れないっ!』
『素直じゃないねぇ』
『嘘なんてついてませんっ』
そんなに顔近づけないでよっ!!
『え?』
『会社のじゃなくて、番号教えて?』
『なんでよ?』
『会社携帯でデートに誘えって?』
『・・・・っ?!』
『はーやーくー』
結局また私が負けた
画面に表示された水上尊の番号
『あ、これ、売ったらいいかも』
『売れば~?』
『みんな欲しがるよ?』
『俺お前以外の電話でないもん』
ぽかんとしていた思わず顔を見てしまう
どうしてこいつはさらりとそんなことをいうんだろ
どうせそんなのうそってわかってるのに
ちょっとだけ
ドキドキしてる私がいる
『惚れた?』
『惚れないっ!』
『素直じゃないねぇ』
『嘘なんてついてませんっ』
そんなに顔近づけないでよっ!!