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愛しい記憶
第9章 初恋(回顧)



「ありがと」




ニコリと微笑まれて、テラテラと光っている唇を見つめる。



かき乱されて仕方が無い。



こんな感情はおかしい…──





「ブサイク」




俺がそう言い放つと、え?と言いながら、姉ちゃんは顔を上げた。




目がこぼれ落ちそうなほどに大きい。




化粧なんてする必要ない。



一体誰のためにそんなに着飾っているんだ。





「なに、男?」




堪えきれずに、そう尋ねると姉ちゃんはポッと頬を紅く染めた。



その表情に、胸が痛んで、グッと拳を握る。





「物好きも…いるんだな」



「……なにそれどういう意味」





姉ちゃんの言葉に何も言葉を返さずに、俺はお茶を飲み干した。








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