この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しい記憶
第9章 初恋(回顧)


そのあと、少しして姉ちゃんが廊下に出た音がして、俺はわざと部屋から出た。




「友也っ……」




慌てた姉ちゃんは、目を見開いて俺のことを見つめた。




「かっ…帰ってたの…っ」




あぁ…と返事をして、その後ろでこちらを見てくる男を眺めた。



髪は短くて、多分姉ちゃんと同じくらいの年齢。



ガタイがいいのはきっと何かのスポーツをしているからなんだろう。





「君が友也くん?」




爽やかな笑顔を見せる奴をジッと眺めて、どーも、と言葉を返す。



こいつが、姉ちゃんにあんな声を出させていたのか……




そんな事を考えて、姉ちゃんに目を向けた。




恥ずかしそうに頰を染めている。





初めて見た姉ちゃんの女の顔。




そのあと、姉ちゃんがその男の名前やら何やらを紹介していたけれどまるで頭に入らなかった。





/222ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ