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愛しい記憶
第9章 初恋(回顧)



どんな本を読んでも


どんな話を聞いても



姉ちゃんに抱くこの感情は異常なものだという裏付けにしかならない。




俺は病気なんだろうか。



でもどうしたら良いのか分からない。




苦しくて毎日息をするもの辛い。




「上坂くん……」





そんな時に、俺の前に現れたのが楓だった。





告白されたことがない訳じゃない。



でも、全く他の女に興味が湧かず俺はずっと断り続けてきた。


なのに楓を断らなかったのは…





自分が異常者であるという不安を消し去りたかったのと



姉ちゃんとは“違う”長い髪から、ふわりと鼻を掠めた姉ちゃんと“同じ”シャンプーの香りに胸が締め付けられたからかもしれない。



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