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愛しい記憶
第10章 愛堕(回顧)
ふふふと笑う姉ちゃんの身体が揺れる。
「……何着てたって…かわいいけどね」
「ありがと」
「着てなくてもいいし…」
そう言いながら、顔を覗き込む。
バカ…って小さく呟く姉ちゃんに煽られて、俺は姉ちゃんを立ったまま鏡台に手を付かせると、そのまま背後からその背中に舌を這わせた。
「あぁっ……」
「キモチイ?」
「うんっ…あっ……」
「姉ちゃん、背中弱いもんね」
鏡台についている手の上に、自分の手を重ねて、ギュッと上から握り締める。
そしてそのまま舌を這わせてゆっくりとしゃがみ込むと、ブラジャーと同じく紺色に白いレースのショーツをゆっくりと脱がせた。