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愛しい記憶
第3章 亡霊

カーテン、どこにしまったんだ。


荷造りの記憶がまるでない。



思い出そうとして、すぐにそれを自分が望んでいないことに気付いてやめた。



どうせ5.6個しかない。


1つずつ開けていけばどこかには入っているだろう。




1番上の段ボールのガムテープの始まりに手を掛ける。



すると、青白いひんやりとした手が上から重なって、思わず手を引っ込めた。




「それじゃない…」



うなじまでの短い黒い髪。


長めの前髪が斜めに流れる。


肌は白いのを通り越してまるで透明のような────



ニコリと満面の笑みを見せた彼女にドタドタと足音を立てて後ずさった俺は、壁に背を付けた。



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