この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
緑に睡る 〜運命の森〜
第1章 告白

意識を取り戻した紳一郎を、十市はほっとしたような眼をして覗きこんでいた。
「…坊ちゃん…。気がついて良かった…」
安堵の溜息を吐く十市を軽く睨む。
「…もう…三回は多すぎだ…」
「…すみません…」
十市はしょげたように眼を瞬かせる。
その表情が余りに可愛らしくて、紳一郎はつい笑みを漏らし男を抱きしめた。
「…いいよ、もう…」
一度達したのち、すぐにまた身体を求められた。
十市が大量に放った精がしとどに溢れる肉の奥に少しも衰えを見せない硬く昂った牡を捻じ込まれた。
「…や…っ…そんな…すぐに…むり…」
朦朧としながら抗う紳一郎に狂おしくキスを繰り返す。
「すまない。坊ちゃん…。でも、まだ収まらない。あんたが欲しくて…ここが…痛いくらいに…」
尚も最奥に牡を突き入れる。
達したばかりで敏感な身体が痙攣する。
「ああっ…!…お…っ…き…い…」
「あんたの中が気持ち良すぎて…よく締め付けて…俺のでぬるぬるして…すごくいい…」
普段寡黙な癖に、十市は閨では饒舌になる。
しかも淫靡なことばかり囁くので、紳一郎は自分が再び兆したことに気づき、甘く呻く。
正常位で激しく抱かれ、また中に出された。
もう許して…と泣いて懇願したのに、十市は黙って紳一郎を抱き起こし、背中から抱きしめた。
脚を広く開かれ、後背座位で三たび挿入される。
「…ああっ…!…ま…た…や…っ…も…う…っ…んんっ…!」
三度目でも些かも勢いと硬度が衰えない男の牡が空恐ろしく、紳一郎は震えながら首を振る。
先ほどとは全く違う角度で挿入され、濡れた肉を穿たれる。
刮げるように律動を繰り返され、逞しい胸板にぐったりと身体を預けた。
下肢にはもう全く力が入らず、膿んだような気だるい快楽だけが纏わりつく。
漸く十市が野獣の声で呻きながら、紳一郎の媚肉の奥深くに熱く大量の精を放つ。
その熱さと痺れるような快感から、紳一郎は己れの花茎からも白蜜を吹き上げながら意識を手放した。
「…ああ…いっちゃ…う…」
薄れゆく意識の中で、十市が鼓膜に吹き込んだ熱い言葉だけが、耳に残った。
「…愛している。…坊ちゃん…。あんたをもう離さない…」
「…坊ちゃん…。気がついて良かった…」
安堵の溜息を吐く十市を軽く睨む。
「…もう…三回は多すぎだ…」
「…すみません…」
十市はしょげたように眼を瞬かせる。
その表情が余りに可愛らしくて、紳一郎はつい笑みを漏らし男を抱きしめた。
「…いいよ、もう…」
一度達したのち、すぐにまた身体を求められた。
十市が大量に放った精がしとどに溢れる肉の奥に少しも衰えを見せない硬く昂った牡を捻じ込まれた。
「…や…っ…そんな…すぐに…むり…」
朦朧としながら抗う紳一郎に狂おしくキスを繰り返す。
「すまない。坊ちゃん…。でも、まだ収まらない。あんたが欲しくて…ここが…痛いくらいに…」
尚も最奥に牡を突き入れる。
達したばかりで敏感な身体が痙攣する。
「ああっ…!…お…っ…き…い…」
「あんたの中が気持ち良すぎて…よく締め付けて…俺のでぬるぬるして…すごくいい…」
普段寡黙な癖に、十市は閨では饒舌になる。
しかも淫靡なことばかり囁くので、紳一郎は自分が再び兆したことに気づき、甘く呻く。
正常位で激しく抱かれ、また中に出された。
もう許して…と泣いて懇願したのに、十市は黙って紳一郎を抱き起こし、背中から抱きしめた。
脚を広く開かれ、後背座位で三たび挿入される。
「…ああっ…!…ま…た…や…っ…も…う…っ…んんっ…!」
三度目でも些かも勢いと硬度が衰えない男の牡が空恐ろしく、紳一郎は震えながら首を振る。
先ほどとは全く違う角度で挿入され、濡れた肉を穿たれる。
刮げるように律動を繰り返され、逞しい胸板にぐったりと身体を預けた。
下肢にはもう全く力が入らず、膿んだような気だるい快楽だけが纏わりつく。
漸く十市が野獣の声で呻きながら、紳一郎の媚肉の奥深くに熱く大量の精を放つ。
その熱さと痺れるような快感から、紳一郎は己れの花茎からも白蜜を吹き上げながら意識を手放した。
「…ああ…いっちゃ…う…」
薄れゆく意識の中で、十市が鼓膜に吹き込んだ熱い言葉だけが、耳に残った。
「…愛している。…坊ちゃん…。あんたをもう離さない…」

