- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
SEXYSIX~60日の合体合宿~
第3章 リトの苦悩
「ん~~でもオレが一番そそられるのはやっぱマリさんだけどな」
「まぁね……でも男優だった瀬野に勝てる気がしないな」
「あぁ、うん……、それ目標にして頑張るかな~毎日。トレーニング!」
噂をすれば影、マリさんに連れられて女性陣がレッスンルームに入ってきた。レッスン用のTシャツとショートパンツという姿にテンションが上がる。
「お待たせ~」
「じゃあ、とりあえず軽く流していくわよ~」
曲に合わせて一通り踊る。まずは基本的なアイドルらしいレッスンから始まったことに若干ホッとし、汗を流してから夕食をとった。雑談をまじえてグループの交流が始まっていく。
ダンスと食事を経て、少しはこの合宿を受け容れる気持ちになれてきたものの、俺は本当にここで彼女たちとセックスしていくのか……?と実感が持てずにいた。他愛ない話をしていても、彼女たちの顔を見るとどうしてもすぐにベッドでの姿を思い浮かべて狼狽してしまう……。シュウもレイも至って普通に女性陣と話しているのに、俺はマトモに顔を見ることもできず会話もうわの空だ。まったく、情けない……。
芸能界でやっていこうと思えばこういったこともこなしていけるようでなければ一人前になれない……、確かにその通りで、自分にはそれが欠けていることを思い知らされた気分だ。幼なじみだった元カノとは数回したことはあったものの、さほど濃厚なものとは言えない内容だったし、本当にそれ以外の女性とは……キスすらしたことがない。そもそも、好きでもない女性とそういうことをしていいものなんだろうか……。
ある意味、自分みたいな奴にとってこそ、この「トレーニング」が必要なのかもしれない……。そう思いながら、俺の部屋にリリィが入ってくるのを迎え入れた。
「まぁね……でも男優だった瀬野に勝てる気がしないな」
「あぁ、うん……、それ目標にして頑張るかな~毎日。トレーニング!」
噂をすれば影、マリさんに連れられて女性陣がレッスンルームに入ってきた。レッスン用のTシャツとショートパンツという姿にテンションが上がる。
「お待たせ~」
「じゃあ、とりあえず軽く流していくわよ~」
曲に合わせて一通り踊る。まずは基本的なアイドルらしいレッスンから始まったことに若干ホッとし、汗を流してから夕食をとった。雑談をまじえてグループの交流が始まっていく。
ダンスと食事を経て、少しはこの合宿を受け容れる気持ちになれてきたものの、俺は本当にここで彼女たちとセックスしていくのか……?と実感が持てずにいた。他愛ない話をしていても、彼女たちの顔を見るとどうしてもすぐにベッドでの姿を思い浮かべて狼狽してしまう……。シュウもレイも至って普通に女性陣と話しているのに、俺はマトモに顔を見ることもできず会話もうわの空だ。まったく、情けない……。
芸能界でやっていこうと思えばこういったこともこなしていけるようでなければ一人前になれない……、確かにその通りで、自分にはそれが欠けていることを思い知らされた気分だ。幼なじみだった元カノとは数回したことはあったものの、さほど濃厚なものとは言えない内容だったし、本当にそれ以外の女性とは……キスすらしたことがない。そもそも、好きでもない女性とそういうことをしていいものなんだろうか……。
ある意味、自分みたいな奴にとってこそ、この「トレーニング」が必要なのかもしれない……。そう思いながら、俺の部屋にリリィが入ってくるのを迎え入れた。