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SEXYSIX~60日の合体合宿~
第3章 リトの苦悩
「こんばんは。よろしくね」
「ああ、どうぞ」
笑顔で挨拶し部屋に入っていくリリィ。緊張しまくりでカチンコチンの俺と比べて、彼女は余裕の形相だ。セミダブルのベッドと小さなデスクしかないような狭い部屋の中に二人きりになり、どうしたらいいのか全くわからなくて立ち尽くす。
「とりあえず、座ろ?」
ベッドに腰掛けたリリィの格好は、ダボッとしたTシャツにパイル地のショートパンツという部屋着スタイル。座った時に揺れた胸元の動きから、ノーブラである気配がした。バクバクする心臓と共に熱くなっていく股間に焦りながら、俺は彼女の横に腰掛けた。シャンプーのいいにおいが漂ってくる……。
「ねぇリトくん緊張してる?」
「ああ……すごく」
隠せていない自分が本当に情けない。
「やだ~、そんなに緊張されたら私まで緊張しちゃうよ」
リリィは俺の腕に手を回しながら笑顔でそう言った。腕に当たる胸の感触に、ノーブラだと確信しドキドキした。なんて柔らかいんだ……。抑えられない赤面と股間の反応。今すぐあのおっぱい触りたい、と言っていたシュウやレイの言葉を思い出す。彼らならきっとこんなシーンも上手く切り抜けられるんだろうに、何をどうしたらいいのかわからない俺ときたら……。
「うん……、悪い。未だにこんなこと、本当に現実なのかって……、信じられないんだ」
「気持ちはわかるよ~。あり得ないとは思う。でも私は事務所を信じてやっていきたいんだ。あ、ていうか……、」
「ん?何だ」
「もしかしてリトくん……、私が相手じゃ嫌だったり……?」
不安そうに上目使いでそう言うリリィに、俺はすぐに答えた。
「嫌じゃない……っ!あ……、そのー、……あまり慣れてなくて……、こっちこそ俺じゃ申し訳ないというか……その、何をどうしたらいいのか……ごめん……」
真っ赤になってそう言う俺にしがみつきながら、リリィは言った。
「私、3人とも大好きだし全然嫌じゃないよ。それに正直、初日がリトくんで良かったなぁ~って思った」
なんなんだ……このひとは女神か……?
初日が俺でよかった、なんて……、こんなに嬉しい言葉をかけてもらえるとは思ってもみなかった。さっきまでの不安が少しずつ解けていく。
「ああ、どうぞ」
笑顔で挨拶し部屋に入っていくリリィ。緊張しまくりでカチンコチンの俺と比べて、彼女は余裕の形相だ。セミダブルのベッドと小さなデスクしかないような狭い部屋の中に二人きりになり、どうしたらいいのか全くわからなくて立ち尽くす。
「とりあえず、座ろ?」
ベッドに腰掛けたリリィの格好は、ダボッとしたTシャツにパイル地のショートパンツという部屋着スタイル。座った時に揺れた胸元の動きから、ノーブラである気配がした。バクバクする心臓と共に熱くなっていく股間に焦りながら、俺は彼女の横に腰掛けた。シャンプーのいいにおいが漂ってくる……。
「ねぇリトくん緊張してる?」
「ああ……すごく」
隠せていない自分が本当に情けない。
「やだ~、そんなに緊張されたら私まで緊張しちゃうよ」
リリィは俺の腕に手を回しながら笑顔でそう言った。腕に当たる胸の感触に、ノーブラだと確信しドキドキした。なんて柔らかいんだ……。抑えられない赤面と股間の反応。今すぐあのおっぱい触りたい、と言っていたシュウやレイの言葉を思い出す。彼らならきっとこんなシーンも上手く切り抜けられるんだろうに、何をどうしたらいいのかわからない俺ときたら……。
「うん……、悪い。未だにこんなこと、本当に現実なのかって……、信じられないんだ」
「気持ちはわかるよ~。あり得ないとは思う。でも私は事務所を信じてやっていきたいんだ。あ、ていうか……、」
「ん?何だ」
「もしかしてリトくん……、私が相手じゃ嫌だったり……?」
不安そうに上目使いでそう言うリリィに、俺はすぐに答えた。
「嫌じゃない……っ!あ……、そのー、……あまり慣れてなくて……、こっちこそ俺じゃ申し訳ないというか……その、何をどうしたらいいのか……ごめん……」
真っ赤になってそう言う俺にしがみつきながら、リリィは言った。
「私、3人とも大好きだし全然嫌じゃないよ。それに正直、初日がリトくんで良かったなぁ~って思った」
なんなんだ……このひとは女神か……?
初日が俺でよかった、なんて……、こんなに嬉しい言葉をかけてもらえるとは思ってもみなかった。さっきまでの不安が少しずつ解けていく。