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SEXYSIX~60日の合体合宿~
第5章 ユキの衝撃
「大変だったね。オレ実は不倫って絶対許せないんだ。ほら、母親が未婚の母だって言ったでしょ?既婚者との間の子なんだよね、姉貴もオレも」
あっ、なるほど……!と、腑に落ちた。
「おふくろはオレにはそういう話全然しないんだけどね、ばーちゃんからチラッと聞いてる。ばーちゃんとおふくろと姉貴とオレ……、女3人に囲まれて育ったからさ、女のひと大好きなのはそのせい」
これまたなるほど……、いや、でもさすがに……。
「ま、ね。女好きのセックス好きなんだけどさ!でも既婚者の女性だって知ってたら断って来てるよ」
こういう真面目な顔もする人なんだなぁ。
「へぇ……やっぱりそれでも言ってくる女性いるんだ」
あの先生の女版みたいな人なんだろうか……。
「いるいる!既婚者だからこその一晩だけ、みたいな?うまーく逃げてる、そういうのは。だってオレ、抱いてる時はその人に恋しちゃうから」
「えっ……?抱いてる時、は、って……どういうこと?」
「うーん、わかってもらえないかもしれないけど、セックスすると惚れちゃうんだよね。けどまぁ、付き合ったりするわけでもなく……、だけど何回かする相手なら、その都度めっちゃときめくし大好きだって思いながら抱くよ。オレにとってセックスは恋の相手とのスキンシップだからさ。……自分勝手な話だけどね」
そう言いながら青い瞳が輝く。
「……うん、わかんない」
「だよな。オレが今、目の前のユキちゃんに恋してすっごいドキドキしてるって言っても……、きっと信じてもらえないんだろうし……」
「何言ってるの……。だってそうやってナナやリリィにも恋するってことでしょう?」
「うん、そう」
あまりにもあっけらかんと認める彼に、思わず笑ってしまう。
「シュウって、なんか面白いね」
「はは、やっと笑った」
「えっ」
「ユキちゃんの笑った顔、初めて見た。可愛い」
まっすぐ過ぎるぐらいまっすぐに目を見つめてそう言った彼の手は、私の頭を撫で、頬を包んだ。距離が近くなってドキッとさせられる。
あっ、なるほど……!と、腑に落ちた。
「おふくろはオレにはそういう話全然しないんだけどね、ばーちゃんからチラッと聞いてる。ばーちゃんとおふくろと姉貴とオレ……、女3人に囲まれて育ったからさ、女のひと大好きなのはそのせい」
これまたなるほど……、いや、でもさすがに……。
「ま、ね。女好きのセックス好きなんだけどさ!でも既婚者の女性だって知ってたら断って来てるよ」
こういう真面目な顔もする人なんだなぁ。
「へぇ……やっぱりそれでも言ってくる女性いるんだ」
あの先生の女版みたいな人なんだろうか……。
「いるいる!既婚者だからこその一晩だけ、みたいな?うまーく逃げてる、そういうのは。だってオレ、抱いてる時はその人に恋しちゃうから」
「えっ……?抱いてる時、は、って……どういうこと?」
「うーん、わかってもらえないかもしれないけど、セックスすると惚れちゃうんだよね。けどまぁ、付き合ったりするわけでもなく……、だけど何回かする相手なら、その都度めっちゃときめくし大好きだって思いながら抱くよ。オレにとってセックスは恋の相手とのスキンシップだからさ。……自分勝手な話だけどね」
そう言いながら青い瞳が輝く。
「……うん、わかんない」
「だよな。オレが今、目の前のユキちゃんに恋してすっごいドキドキしてるって言っても……、きっと信じてもらえないんだろうし……」
「何言ってるの……。だってそうやってナナやリリィにも恋するってことでしょう?」
「うん、そう」
あまりにもあっけらかんと認める彼に、思わず笑ってしまう。
「シュウって、なんか面白いね」
「はは、やっと笑った」
「えっ」
「ユキちゃんの笑った顔、初めて見た。可愛い」
まっすぐ過ぎるぐらいまっすぐに目を見つめてそう言った彼の手は、私の頭を撫で、頬を包んだ。距離が近くなってドキッとさせられる。