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SEXYSIX~60日の合体合宿~
第5章 ユキの衝撃
「ねぇ、さっきアイドルグループに救われた、って言ってたけど、誰が好きなの?」
「あ、あぁ……。うん、モデラートの……森川奏介」
名前を言うだけでなんだか照れる……。
「へぇ~!あの王子様みたいな子だ。ハリーズ事務所か……、正統派だね」
「有名になる前にチラッと会ったことがあってね……、一目惚れしたっていうか……」
奏介のことを思い出すだけでときめいてしまう。
「彼の話になったらユキちゃん、一気にいい顔してる。妬けちゃうなぁ」
「そっそうっ!?」
そんなつもりはないのに……!
「でも今のユキちゃんの目の前にいるのはオレ……。これからセックスできるのもオレ……」
「……っ!」
ゆっくり近付いてきた唇が軽く重ねられた時、なんだか慌てた。このまま普通に話している時間が続くような気がしてしまっていたから。
「今だけは……、オレのことだけ見ててくれる?」
至近距離で見つめながらのその言葉と甘く切ない表情に、果たして射抜かれない女性はいるのだろうか。この人は……、シュウは、才能がある。敵わない――と、私は感じた。
「ユキちゃん……可愛い……」
しっかりと包み込んで抱き締めながら、ゆっくりと慈しむように甘い口付けが降り注がれる。まるで恋人同士のようで……、てっきり獣のようにがっつくだけの男だと思っていたから、戸惑いとときめきがおさまらない……。何度もキスをしながらゆっくりとベッドに上半身を沈められて行くと同時に、キスが熱を帯びて潤っていく。
「んっ……」
その柔らかく熱い舌が入り込んでくると、まるで媚薬でも盛られたかのように、全身がゾクソクし始めた。ゆっくりと舌で口内を侵されながら、これからシュウとセックスするんだ……と実感が湧いてくるのと同時に、一気に羞恥心に包まれた。
「あ、あぁ……。うん、モデラートの……森川奏介」
名前を言うだけでなんだか照れる……。
「へぇ~!あの王子様みたいな子だ。ハリーズ事務所か……、正統派だね」
「有名になる前にチラッと会ったことがあってね……、一目惚れしたっていうか……」
奏介のことを思い出すだけでときめいてしまう。
「彼の話になったらユキちゃん、一気にいい顔してる。妬けちゃうなぁ」
「そっそうっ!?」
そんなつもりはないのに……!
「でも今のユキちゃんの目の前にいるのはオレ……。これからセックスできるのもオレ……」
「……っ!」
ゆっくり近付いてきた唇が軽く重ねられた時、なんだか慌てた。このまま普通に話している時間が続くような気がしてしまっていたから。
「今だけは……、オレのことだけ見ててくれる?」
至近距離で見つめながらのその言葉と甘く切ない表情に、果たして射抜かれない女性はいるのだろうか。この人は……、シュウは、才能がある。敵わない――と、私は感じた。
「ユキちゃん……可愛い……」
しっかりと包み込んで抱き締めながら、ゆっくりと慈しむように甘い口付けが降り注がれる。まるで恋人同士のようで……、てっきり獣のようにがっつくだけの男だと思っていたから、戸惑いとときめきがおさまらない……。何度もキスをしながらゆっくりとベッドに上半身を沈められて行くと同時に、キスが熱を帯びて潤っていく。
「んっ……」
その柔らかく熱い舌が入り込んでくると、まるで媚薬でも盛られたかのように、全身がゾクソクし始めた。ゆっくりと舌で口内を侵されながら、これからシュウとセックスするんだ……と実感が湧いてくるのと同時に、一気に羞恥心に包まれた。