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第7章 リトの確信

「イッて……？ユキがイクとこも見せてくれ……そうしないとセックスできないんだから今夜は……。ほらAV見ろよ、もう挿れてる。俺達も早く……挿れたい」
映像のカップルはバックでガンガン突いている。突きながらクリトリスを弄られて女優は悲鳴を上げている。ユキはそれを見ながら息を荒くしている。
「はぁっ、あぁぁっ……シたい、私もセックスしたい……っ……あぁイクっ、いくぅぅっ……！……っ……」
全身を波打たせて、ユキは俺の前で、オナニーでイッた。ゾクゾクした。女の子はみんな、こんな風にオナニーしているのだろうか。リリィのオナニーが見たくて見たくて堪らない。そしてリリィに、俺のオナニーを見てもらいたい……。ダメだ、まだリリィのことばかり考えている……。
「女の子がオナニーでイクところって、こんなにやらしいんだな……。早く挿れたくなった」

このとき初めてユキを抱き締め、キスをした。触れ合う肌にはもういやらしさしか感じない。リリィのように豊満ではないものの、じゅうぶんに女性らしい身体つきのユキのあちこちを撫で、愛撫していると、ユキが言った。
「ねぇ……フェラしてもいい？」
「えっ……」
彼女にしては大胆な提案に、正直戸惑った。
「あんまりしたことなくて……でもさっきのAV見てても男のひとすごく気持ち良さそうだし……、巧くなりたいの。下手で気持ち良くなかったらごめんね……」
言うが早いか、彼女は俺の股間に顔を埋め、また勃起し始めているモノを握って咥え込んだ。
「アッ……！」

急な展開に瞬間で官能が広がり、大きな声を上げてしまう。確かにぎこちないものの、荒い吐息を漏らしながら懸命にしゃぶる彼女のフェラには、独特の気持ち良さがあった。
「んっ……あぁっ……！……イイ……んぁぁきもちいいっ……」
すっかりギンギンになった俺のペニスは、ユキの口内で暴れている。その動きとエロスを取りこぼすことなく、淫乱なユキの口が受け容れていく。俺は目を閉じ、昨夜リリィの口に出してしまった時のことを思い出して……、のけぞって感じまくった。
「ンッ……も、いいからっ……挿れさせてっ……」
また口に出してしまいそうになったので、彼女の動きを止めさせた。押し倒した彼女の脚をガバッと広げてすぐにペニスを突き立て、一気に挿入した。