この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
飴色トライアングル【完結】
第10章 私に愛のあるセックスを教えて
アハハハハハ
「─ごめん美緒ちゃん」
〝そっか、だからか〟
!?ぇ、なに?
「たまに寂しそうな顔をするから、何かあるのかなって思ってたけど……そういうことか」
え…自分じゃ気がつかなかったけど
大智さんはさすが営業マン
人を良く見てる!
「その人に…想いを伝えなくていいの?」
ブンブン、それはもういいの…
私達の中ではもう解決してる事だから
どんなに気持ちはあっても乗り越えられない事ってあるんだよ。
「その人は美緒ちゃんの近くにいる人なんだね?」
え、なんでそんな事が分かるの?
「図星?…近くにいるから仕事を辞めて引っ越さなきゃ忘れられないって事なんでしょ?」
当たりすぎてて何も言えなかった。
「美緒ちゃん」あ、はい!
「だったら、友達続けようよ」
え、でも…それじゃ
大智さんを期待させる事になったら悪いし
今は先の事なんて考えられないから
「いいじゃん友達で…」
「─友達のままでもいいよ、そりゃ…それ以上になれたら嬉しいけど」
大智さん──
「このまま美緒ちゃんを1人にはしておけないよ」
「あ!な~んて、嘘、冗談!カッコ付けすぎた、ごめん今のは忘れて」
恥ずかしそうに頭を掻く大智さん。
きっと私を気遣ってそう言ってくれてるだよね。
「わざわざ友達止める意味なくない?ね?」
〝愚痴を言うだけでも落ち着くと思うよ〟
そう言われたら…
フッ、そうだね。
確かに友達止めるって変だし誰かに話を聞いてもらえるだけでも落ち着くかも!
──コクン
「良かった。さぁ今日は飲んで嫌なことは忘れよ」
「そうですね」
ありがとう大智さん!
「─ごめん美緒ちゃん」
〝そっか、だからか〟
!?ぇ、なに?
「たまに寂しそうな顔をするから、何かあるのかなって思ってたけど……そういうことか」
え…自分じゃ気がつかなかったけど
大智さんはさすが営業マン
人を良く見てる!
「その人に…想いを伝えなくていいの?」
ブンブン、それはもういいの…
私達の中ではもう解決してる事だから
どんなに気持ちはあっても乗り越えられない事ってあるんだよ。
「その人は美緒ちゃんの近くにいる人なんだね?」
え、なんでそんな事が分かるの?
「図星?…近くにいるから仕事を辞めて引っ越さなきゃ忘れられないって事なんでしょ?」
当たりすぎてて何も言えなかった。
「美緒ちゃん」あ、はい!
「だったら、友達続けようよ」
え、でも…それじゃ
大智さんを期待させる事になったら悪いし
今は先の事なんて考えられないから
「いいじゃん友達で…」
「─友達のままでもいいよ、そりゃ…それ以上になれたら嬉しいけど」
大智さん──
「このまま美緒ちゃんを1人にはしておけないよ」
「あ!な~んて、嘘、冗談!カッコ付けすぎた、ごめん今のは忘れて」
恥ずかしそうに頭を掻く大智さん。
きっと私を気遣ってそう言ってくれてるだよね。
「わざわざ友達止める意味なくない?ね?」
〝愚痴を言うだけでも落ち着くと思うよ〟
そう言われたら…
フッ、そうだね。
確かに友達止めるって変だし誰かに話を聞いてもらえるだけでも落ち着くかも!
──コクン
「良かった。さぁ今日は飲んで嫌なことは忘れよ」
「そうですね」
ありがとう大智さん!