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飴色トライアングル【完結】
第10章 私に愛のあるセックスを教えて
それはヒデの優しさで今だけの言葉
そう思ってもやっぱり嬉しかった。
それからヒデの顔が近づいて
─優しいキス─
恥ずかしくて俯いているのに私の顎を上げてヒデが無理やり視線を合わせてくる。
「美緒…ちゃんと俺を見て」
「…んっ…ヒ、デ」
優しい眼で見つめられてドキドキする。
〝美緒…スキダヨ…〟
〝……//〟
チュッ!
また唇が重なった。
軽く触れるだけのキスを何度もされて…
身体は熱くなるし息が乱れる。
ンンンッ!ハァー
─チュッ…クチュゥ
クチュゥ、クチュクチュ
んっ、んんっ─ハァーンンンッ、ハァ~!
「─はぁ~!美緒」
ドサッ!
そのまま2人でベッドに倒れ込んだ。
すぐにヒデは私に被さってくる。
長く続くキス!
ハァハァ
ハァハァ、ふぅ~!
唇が離れた頃には息が上がって…呼吸を整えようとするのにそれを見てヒデが笑うの。
「クスッ、美緒……可愛い」チュッ!
「ンンンッ─もぅ~、ハァ、意地悪」
ビクッ──あっ、んっ!
突然首筋を舐められビクッとした。
ヒデの指が微妙なタッチで身体を撫でるから嫌が応でも緊張が高まる。
首筋を這う舌の感触に身体中がゾクゾクする。
私はどうしてたらいい?
ハァーフゥー、
手に汗が滲んでくる。
身体に力が入りますます緊張する!
落ち着かなきゃ!
眼を固く閉じ大きく息を吐いた。
〝ふぅ~はぁぁ~〟
「美緒…優しくするから力抜いて」──コクン!
分かってるけど…
どうしたらいいの?…
ビクン!やっ!
ブラウスの裾からヒデの手が入ってきた。
地肌に触れる手はお腹を撫でながら少しずつ上がってくる。