この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
飴色トライアングル【完結】
第13章 ドキドキが止まらない!
──///
「美緒、俺の話聞いてる?」
〝ぇ、─あ、うん!〟
美緒は床に経たり込んだまま
俺は目線を合わせるように腰を落とした。
「大丈夫?」
ごめんな!美緒
由美と子供を守るって約束したけど
俺守れなかったわ!
「……」
美緒…何か言って!
「……私、なんて言っていいか」
うん、そうだよな。
突然こんな話を聞かされて戸惑うのは当然さ。
今の現状をどうしても伝えたくて
ここまで来ちゃったけど…
強引過ぎたかな。
美緒は一点を見つめたまま
ずっと何かを考えてる。
「最初はさ─美緒を捜そうなんて思わなかったし、ましてや会いに行くなんてまったく考えてなかったよ」
1人で頑張ろうとしてる美緒を応援してやらなきゃって…
由美と別れたからって、また美緒に戻るなんてそんなの違うと思ったし
すべてを忘れて1人でやっていこうと思ってたんだ。
けどさ、そういうときに限って千秋ちゃんに会ったりして
──
(進藤さん!また会いましたね)
(あ~そうだね)
(赤ちゃん可愛いですか?ウフフ)
そうか、千秋ちゃんにはまだ言ってなかったっけ!
(…アハハ、それがさ、妊娠じゃなかったんだって!笑っちゃうだろ?由美はもう引っ越したし、俺達別れたから…)
(え?)
(あ、でも円満な別れだから)
(そ、うだったんですか…じゃ進藤さんは今…)
(俺?ぼっちだよぼっち、1人ぼっち)
あ、そうだ!
(千秋ちゃん!もし美緒から連絡が来ることがあったら…今の話伝えといてよ)
俺、美緒の連絡先知らないし。
─千秋ちゃん、どした?ボーッとしてるけど
(千秋ちゃん、お~い大丈夫?)
驚かせちゃったかな?
「美緒、俺の話聞いてる?」
〝ぇ、─あ、うん!〟
美緒は床に経たり込んだまま
俺は目線を合わせるように腰を落とした。
「大丈夫?」
ごめんな!美緒
由美と子供を守るって約束したけど
俺守れなかったわ!
「……」
美緒…何か言って!
「……私、なんて言っていいか」
うん、そうだよな。
突然こんな話を聞かされて戸惑うのは当然さ。
今の現状をどうしても伝えたくて
ここまで来ちゃったけど…
強引過ぎたかな。
美緒は一点を見つめたまま
ずっと何かを考えてる。
「最初はさ─美緒を捜そうなんて思わなかったし、ましてや会いに行くなんてまったく考えてなかったよ」
1人で頑張ろうとしてる美緒を応援してやらなきゃって…
由美と別れたからって、また美緒に戻るなんてそんなの違うと思ったし
すべてを忘れて1人でやっていこうと思ってたんだ。
けどさ、そういうときに限って千秋ちゃんに会ったりして
──
(進藤さん!また会いましたね)
(あ~そうだね)
(赤ちゃん可愛いですか?ウフフ)
そうか、千秋ちゃんにはまだ言ってなかったっけ!
(…アハハ、それがさ、妊娠じゃなかったんだって!笑っちゃうだろ?由美はもう引っ越したし、俺達別れたから…)
(え?)
(あ、でも円満な別れだから)
(そ、うだったんですか…じゃ進藤さんは今…)
(俺?ぼっちだよぼっち、1人ぼっち)
あ、そうだ!
(千秋ちゃん!もし美緒から連絡が来ることがあったら…今の話伝えといてよ)
俺、美緒の連絡先知らないし。
─千秋ちゃん、どした?ボーッとしてるけど
(千秋ちゃん、お~い大丈夫?)
驚かせちゃったかな?