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飴色トライアングル【完結】
第14章 青春プレイバック
クスッ─「美緒、なんかエッチだな」
ヒデはニヤリと笑って意地悪な言葉を…
「エッチな美緒も可愛いよ」
「……」もう、また
昔と全然変わらない。
そうやって私をからかって─
カプッ─
悔しいからヒデの指に歯を立てた。
ヒデの様子を伺いながら少しずつ力を入れていく
ギィー、どう?痛いでしょ?─
ヒデが意地悪するからだよ…
なのに…
「…クスッ─全然痛くないけど虐めてるつもり?」
痛くないの?
結構力入れてるけど─
すると…
あぁ!
突然私の咥内から指を引き抜き、代わりにキスで口を塞がれた。
舌がチロチロと咥内を動き回る。
「んんっ、ふっ、はぁ…」
どうしたらいいのか分からなくて─私はただ眼を閉じてヒデのシャツを握りしめていた。
クチュッ─ハァ
「美緒─舌、出して」─ぇ、なに、舌?出すの?
コクッ
私は囁かれた言葉に黙って頷いた。
舌先をちょこっと出すとすぐにヒデの唇が重なり私の舌を吸い上げる。
クチュウウウ…
「んんっ…んっふっ」
呼吸をしようとするのにすぐに口を塞がれて僅かな隙間から息を吸い込むだけで精一杯。
熱気と火照る身体のせいか頭がボーッとしてくる
ドキッ、ンッ─んっ!え?
突然、頭が覚醒した。
だって、ヒデの手がTシャツの中に入ってきたから…
クチュッ、クチュウウウ
でもヒデは私のお腹に手を置いたまま
激しいキスに夢中になってお腹の手も気にならなくなった頃─
ビクン…!?ぇ?
ヒデの手が急に私の身体を撫でながら徐々に上がってくる。
アッ、ハァ
大きな手がブラジャーの上から先端のある部分を擦り始める。
「んっ、ふっあぁ─」