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飴色トライアングル【完結】
第15章 嬉しさと不安と…
◇◆◇
「美緒…もう着くぞ」
ん、え?
ヒデの声に眼が覚めた。
「しかし、よく寝るよな」あ、うん…ごめん。
確かにそれはそうかも!
ジェットスキーの上で寝て、帰りの船でも動き出したらすぐに記憶がなくなったし
なんでだろうね?
あ、分かった。
きっとそれは…ヒデが隣にいて安心してるからなんじゃないの?
「ヒデと一緒だから…」
「美緒、凄いイビキだったぞ─」
え!……今、ヒデと一緒で嬉しくてって言おうと思ってたのに
イビキがって!
じゃもっと早く起こしてよ。恥ずかしいじゃない。
クククク─
え?─ヒデが笑いを堪えてる。
冗談なの?
「ふっ、ごめん」
もう意地悪なんだから。
「美緒は俺が思う通りの反応するな」
「……知らない、そんなの」クククッ
「で、どうだった今日は?」
どうだった?…って言われても
「ジェットスキーだよ」え、あ~そっか。
それは…勿論
「楽しかったよ」
海に落ちたりハプニングでバタバタしたけど、ヒデと一緒だったし学生の時に戻ったみたいですっごく楽しかった!
またいつか、こんな体験してみたい!
「それは良かった…さっ帰ろっか」うん。
ヒデに手を引かれ、船から降りると─
あれ?─お祭り?
港は出発した時とはあきらかに雰囲気が違ってる。
市場の前にはお祭りの提灯が飾られ、なにやら屋台まで…
それに小さなお神輿が置かれていて……
周りには─法被にハチマキ巻いた子供達がいる。
そう言えば…
みどりさんが夏祭りがどうとかって言ってたけど
「祭りらしいな…」
そうだね!
盆踊りでもするのかな?
特に気にも止めず通り過ぎようとした時だった…
「美緒…もう着くぞ」
ん、え?
ヒデの声に眼が覚めた。
「しかし、よく寝るよな」あ、うん…ごめん。
確かにそれはそうかも!
ジェットスキーの上で寝て、帰りの船でも動き出したらすぐに記憶がなくなったし
なんでだろうね?
あ、分かった。
きっとそれは…ヒデが隣にいて安心してるからなんじゃないの?
「ヒデと一緒だから…」
「美緒、凄いイビキだったぞ─」
え!……今、ヒデと一緒で嬉しくてって言おうと思ってたのに
イビキがって!
じゃもっと早く起こしてよ。恥ずかしいじゃない。
クククク─
え?─ヒデが笑いを堪えてる。
冗談なの?
「ふっ、ごめん」
もう意地悪なんだから。
「美緒は俺が思う通りの反応するな」
「……知らない、そんなの」クククッ
「で、どうだった今日は?」
どうだった?…って言われても
「ジェットスキーだよ」え、あ~そっか。
それは…勿論
「楽しかったよ」
海に落ちたりハプニングでバタバタしたけど、ヒデと一緒だったし学生の時に戻ったみたいですっごく楽しかった!
またいつか、こんな体験してみたい!
「それは良かった…さっ帰ろっか」うん。
ヒデに手を引かれ、船から降りると─
あれ?─お祭り?
港は出発した時とはあきらかに雰囲気が違ってる。
市場の前にはお祭りの提灯が飾られ、なにやら屋台まで…
それに小さなお神輿が置かれていて……
周りには─法被にハチマキ巻いた子供達がいる。
そう言えば…
みどりさんが夏祭りがどうとかって言ってたけど
「祭りらしいな…」
そうだね!
盆踊りでもするのかな?
特に気にも止めず通り過ぎようとした時だった…