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飴色トライアングル【完結】
第15章 嬉しさと不安と…
──//
はぁ、着いた!
そうだ…
「ヒデ…先にシャワー使って」
「俺は後でいいよ、美緒…先に入っておいで」
「凄いぞ髪の毛…」
ヒデは私の髪を掬い上げて指でクルクル
ドキッ
「そ、そお?海水に浸かったからかな」
さっきは自分からヒデに抱き付いたけど…こうやって近くで見つめられると妙に恥ずかしくなる。
「えっと、じゃあ先に行こっかな」
すぐ出るからね。
急いでこの場から離れようとしたのに…
ヒデが腕を掴んで離してくれないの。
「美緒?─」
「は、はい」
やだ緊張する!
もしかして、この後キスされるのかな!
こういう時ってどういう顔してればいいんだっけ?
クスッ─「美緒?」
じっと見下ろされて緊張はピーク
そのままヒデの顔が近づくから覚悟を決めて眼を閉じたのに…
ププッ。──え?
「…美緒、顔が怖いぞ」へ?
ヒデが急に吹き出した!
眉間にシワが寄ってたって!
アハハ─
「そんなに構えんなよ」
別に構えたわけじゃないけど…
ムッ─いい雰囲気だったのに。
「もうシャワー行くから退いて」ドンッ
ヒデを押したくって横をすり抜けた!
急いで浴室に駆け込んでTシャツを脱ぎ捨てた。
もう何よ、ヒデのバカ。
期待してた私がバカみたいじゃない。
「……」って─私、期待してたんだ。
期待か─
私、物欲しそうな顔してたのかな?
それならヒデが笑うのも仕方ないよね。
はぁ~!ここまで来て喧嘩みたいな事してたら
せっかくの休日が台無し
一緒にいられるのも、明日までなのにヒデを押しのけて来ちゃった。
気を悪くしたかな?
あ~もう私ったらなにやってんだろ
後で謝らなきゃ!
はぁ、着いた!
そうだ…
「ヒデ…先にシャワー使って」
「俺は後でいいよ、美緒…先に入っておいで」
「凄いぞ髪の毛…」
ヒデは私の髪を掬い上げて指でクルクル
ドキッ
「そ、そお?海水に浸かったからかな」
さっきは自分からヒデに抱き付いたけど…こうやって近くで見つめられると妙に恥ずかしくなる。
「えっと、じゃあ先に行こっかな」
すぐ出るからね。
急いでこの場から離れようとしたのに…
ヒデが腕を掴んで離してくれないの。
「美緒?─」
「は、はい」
やだ緊張する!
もしかして、この後キスされるのかな!
こういう時ってどういう顔してればいいんだっけ?
クスッ─「美緒?」
じっと見下ろされて緊張はピーク
そのままヒデの顔が近づくから覚悟を決めて眼を閉じたのに…
ププッ。──え?
「…美緒、顔が怖いぞ」へ?
ヒデが急に吹き出した!
眉間にシワが寄ってたって!
アハハ─
「そんなに構えんなよ」
別に構えたわけじゃないけど…
ムッ─いい雰囲気だったのに。
「もうシャワー行くから退いて」ドンッ
ヒデを押したくって横をすり抜けた!
急いで浴室に駆け込んでTシャツを脱ぎ捨てた。
もう何よ、ヒデのバカ。
期待してた私がバカみたいじゃない。
「……」って─私、期待してたんだ。
期待か─
私、物欲しそうな顔してたのかな?
それならヒデが笑うのも仕方ないよね。
はぁ~!ここまで来て喧嘩みたいな事してたら
せっかくの休日が台無し
一緒にいられるのも、明日までなのにヒデを押しのけて来ちゃった。
気を悪くしたかな?
あ~もう私ったらなにやってんだろ
後で謝らなきゃ!