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飴色トライアングル【完結】
第16章 彼のために出来ること
──//
〝ふ♪ふぅ~ん♪〟

まだ早いね。
今日はもう全部家事は済ませたし
お風呂にも入った!

あとはヒデからの連絡を待つだけ。
遅くなるって言ってたから
まだだとは思うのに携帯が気になっちゃう。


今朝のメールは前日に私が送ったメールの返信だった。

──
《ごめんな返信遅くなって、忙しくて》

─…うん分かってる!
遅くなっても返事が来るだけで嬉しい。

でも、短い一行のメールに
これだけ?って思う私は捻くれてるのかな。

ボスッ
力が抜けて布団に突っ伏した!はぁ~。
こんなんじゃ元気が出ないよ。

ピロロン♪
へ、またメール
こんな朝早くに…どこのダイレクトメール?
紛らわしいから配信停止にしなきゃ。

重要なお知らせでもないとは思ってもメールが来ると開いちゃうって…なんでだろうね?
いつものように画面をタップ

当たり前に新着メールの文字

あれ、え、ヒデ?…ヒデだ!
慌てて起き上がった。
《おはよう!遅くなるけど今夜電話するから》
ホントに?
やった!うん待ってる。

また一行のメールだけどさっきのとは大違い。

携帯を胸に嬉しさを噛み締めていた!
ウフフ─
ヒデ、ありがとう。元気出たよ!
自分でも気持ちの変化に笑っちゃう

さて、支度しよ。
それで今日は頑張れる。


──//

というわけで
ずっと電話が来るのを待ってるんだけど
なかなか来ないね。

時計の針は22時
まだ仕事かな?
忙しいのに電話をくれるなんて、いろいろ話したい事はあるけどあまり長くなるのも悪いから程々にしなきゃ!

カチ、カチ─カチ、カチ


まだ来ない!
あれから1時間だよ?

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