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飴色トライアングル【完結】
第17章 笑顔で…さようなら
──
「美緒ちゃんに会いに行くの楽しみにしてたのに」
へ?
大智さんが急にそんな事を言い出した。
そうだよね、みんなで遊びに来るって言ってたのに
「ごめんなさい…でも南星島は凄くいい所だから1度行ってみて下さい」
「そうだね、機会があったら行ってみるよ」
暫くは他愛もない話をしてたけど
大智さんの食事も終わったしそろそろ…
「千秋ちゃんから連絡来た?」
私が時計を眺めたからか、大智さんが気に掛けてくれる。連絡はないけどこれ以上付き合わせたら悪いな
「あっ来てました、そろそろ駅に着くって」
「そう、じゃ行こう」
え、でも、駅までなら1人で…
「俺も電車で帰るから」
そっか!
じゃ、もうちょっとだけ
.:*:・'°
「せんぱ~い♪」──あ!来た。
「ごめんなさい遅くなって…あれ?大智さん、なんでで先輩と?」
私の隣に大智さんがいるから変に思ったかな
千秋は不思議そうに私達の顔を眺めてる。
それは後で説明するから…
「大智さん!もう大丈夫ですから」
「あ、そうだよね、うんじゃあ」
大智さん
今日はありがとう!
改札に入るのを見送り正直ホッとした。
だって、千秋が来るまで一緒にいるって言うから…とってもありがたいけどこれ以上は悪いから─
ツンツン
「ちょっと先輩?」
千秋が…私の腕をつついてきた。
「いいんですか?…進藤さんに叱られますよ、大智さんと2人でいるなんて」
だからそれには訳があるのよ。
それに─叱られる事なんてないから
考えないようにしててもやっぱり会話に出るのはヒデの事だな。
内緒にしてるから仕方ないんだけど
いいからご飯食べよ、もうお腹ペコペコ
「美緒ちゃんに会いに行くの楽しみにしてたのに」
へ?
大智さんが急にそんな事を言い出した。
そうだよね、みんなで遊びに来るって言ってたのに
「ごめんなさい…でも南星島は凄くいい所だから1度行ってみて下さい」
「そうだね、機会があったら行ってみるよ」
暫くは他愛もない話をしてたけど
大智さんの食事も終わったしそろそろ…
「千秋ちゃんから連絡来た?」
私が時計を眺めたからか、大智さんが気に掛けてくれる。連絡はないけどこれ以上付き合わせたら悪いな
「あっ来てました、そろそろ駅に着くって」
「そう、じゃ行こう」
え、でも、駅までなら1人で…
「俺も電車で帰るから」
そっか!
じゃ、もうちょっとだけ
.:*:・'°
「せんぱ~い♪」──あ!来た。
「ごめんなさい遅くなって…あれ?大智さん、なんでで先輩と?」
私の隣に大智さんがいるから変に思ったかな
千秋は不思議そうに私達の顔を眺めてる。
それは後で説明するから…
「大智さん!もう大丈夫ですから」
「あ、そうだよね、うんじゃあ」
大智さん
今日はありがとう!
改札に入るのを見送り正直ホッとした。
だって、千秋が来るまで一緒にいるって言うから…とってもありがたいけどこれ以上は悪いから─
ツンツン
「ちょっと先輩?」
千秋が…私の腕をつついてきた。
「いいんですか?…進藤さんに叱られますよ、大智さんと2人でいるなんて」
だからそれには訳があるのよ。
それに─叱られる事なんてないから
考えないようにしててもやっぱり会話に出るのはヒデの事だな。
内緒にしてるから仕方ないんだけど
いいからご飯食べよ、もうお腹ペコペコ