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飴色トライアングル【完結】
第18章 始まりの合図…
ハァハァ
〝大丈夫じゃないよ〟
そう言いたいのに…息が弾んで呼吸を整えるので精一杯だった。
漸く呼吸が出来るようになったのは暫くしてから…
「やりすぎだよ」
軽いキスならまだしも、あんなの…
しかもこんなとこで…
「ごめんちょっとやり過ぎた。美緒と離れてから、こんな事出来なかったからつい─」
「……」
「美緒、どした?おい、しっかりしろ」
コクコク わかってるけど
ヒデがあんなキスするから…
身体がムズムズして
無意識に脚を擦り合わせていたみたい。
「美緒?…まだ足りない?」─ぇ?
「足りなかった?」
そ、そんなこと…
クスッ…
「腰、くねくねしてるよ!でも今日は我慢な!続きはまた今度たっぷりしてやるから」
え、ちょっと、私は別に─
クスクス
その後
ヒデは私の服装を直し髪を手櫛で整えてくれた。
「よし、大丈夫可愛いよ」
「さぁ帰ろ」…ぇ? あ~うん。
すっかりヒデのペース嵌まった私は
結局手を引かれ来た道を戻ることになった。
──
「美緒?…帰る前に連絡するからな」
へ?あ~。
週末にマンションへ戻るって言ってたね。
私も連れてってくれるって
「─うん、待ってる!…あ、ダメ」
「は?なんで」
忘れてた!私、ヒデの─連絡先消しちゃった。
保存されてた写真も全部
「ヒデ、あの私…もう一度アドレスを…」
「…はぁ~やっぱり消されてたか」
だって…
「ま~それは俺の責任だから、じゃ電話するからもう1度登録して」うん。
あれ?…来ない。
なんで?
ヒデ、掛けるとこ間違ってない?
「あれ、可笑しいな番号変えた?」ううん
目の前で何度も掛けてくれるのに全然
〝大丈夫じゃないよ〟
そう言いたいのに…息が弾んで呼吸を整えるので精一杯だった。
漸く呼吸が出来るようになったのは暫くしてから…
「やりすぎだよ」
軽いキスならまだしも、あんなの…
しかもこんなとこで…
「ごめんちょっとやり過ぎた。美緒と離れてから、こんな事出来なかったからつい─」
「……」
「美緒、どした?おい、しっかりしろ」
コクコク わかってるけど
ヒデがあんなキスするから…
身体がムズムズして
無意識に脚を擦り合わせていたみたい。
「美緒?…まだ足りない?」─ぇ?
「足りなかった?」
そ、そんなこと…
クスッ…
「腰、くねくねしてるよ!でも今日は我慢な!続きはまた今度たっぷりしてやるから」
え、ちょっと、私は別に─
クスクス
その後
ヒデは私の服装を直し髪を手櫛で整えてくれた。
「よし、大丈夫可愛いよ」
「さぁ帰ろ」…ぇ? あ~うん。
すっかりヒデのペース嵌まった私は
結局手を引かれ来た道を戻ることになった。
──
「美緒?…帰る前に連絡するからな」
へ?あ~。
週末にマンションへ戻るって言ってたね。
私も連れてってくれるって
「─うん、待ってる!…あ、ダメ」
「は?なんで」
忘れてた!私、ヒデの─連絡先消しちゃった。
保存されてた写真も全部
「ヒデ、あの私…もう一度アドレスを…」
「…はぁ~やっぱり消されてたか」
だって…
「ま~それは俺の責任だから、じゃ電話するからもう1度登録して」うん。
あれ?…来ない。
なんで?
ヒデ、掛けるとこ間違ってない?
「あれ、可笑しいな番号変えた?」ううん
目の前で何度も掛けてくれるのに全然