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飴色トライアングル【完結】
第20章 番外編
振り向いた先には全裸のヒデがいて─
ちょうど私の目の前に、ヒデの…アソコが
「ちょっと…なんで裸なの?」
「なんでって、風呂入るのに服着てたら変だろ」
それはそうだけど
違う…そうじゃなくて
私が先に入ってるのに…
一緒に入るなんて言ってなかったじゃない。
「別々に入ると遅くなるからさ、でもそんなに嫌がらなくても」
嫌ってわけじゃないけど
いろいろ突然過ぎて頭が追い付かない。
「裸なんて前に見てるだろ?」
「……」
そうかもしれないけど言葉に出さないで欲しい。
あの時と今じゃ違うでしょ?
「いいから、ほら!遅くなるから」
えぇ?
これ以上言っても聞いてくれそうにないな…
ヒデはもう裸だし。
仕方ない…でも入るだけね。
洗われるのはやっぱり抵抗があるし私にはハードルが高過ぎる。
だって男の人とお風呂なんて初めてだから
「今日は入るだけ、ね?」
「……わかったよ」
ポチャン、ポチャン
湯船に浸かる私の後ろにヒデが割り込んできた。
「美緒、もっとこっちおいで」
あ、う、うん─
私のお腹に手を回しヒデが後ろに引き寄せる。
これって…私の憧れのシチュエーション。
背中にいるヒデに凭れてお喋りして─なんて!
でも、
「──あっ、ヒデ、ちょっと…」
「…ん?なに」
うしろ─当たってる。
わかってる筈なのに
背中にピッタリと張り付き肩に顎を乗せたり首筋にキスしたりして…
ヒデが動く度に私の腰を擦って刺激する。
恥ずかしいのと擽ったいので自然と身体が丸くなっていく。
「ヒ、デっ…ンッ、」
「ん?…チュッ、美緒」ビクン、やっ!
ヒ、デ…ダメ、あ、ぁ