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満員電車
第4章 満たされる
…バタン


ホテルの部屋に入った途端…


課長の手は、グッとカナの体を抱き寄せ…

「中山さんっ!!」

ギュ~ッと力いっぱい抱き締めた


…!?
…課長???


しばらく抱きしめられる間、カナは凄くドキドキしていた


「…あっ、相澤課長…
苦しいです…」


「あっ、ごめん!!
我慢出来なくて…」


…ブイーンブイーンブイーン


バイブはまだ動きっぱなしだった


「…課長、お願いです
止めて下さい。
…おかしくなりそうなんです…」


涙目で課長を見つめるカナ


…カチッ

課長はバイブのスイッチをオフにした


そしてまた、カナを抱き締めた
今度は優しい力で…


カナは課長の鼓動を感じていた


…課長もこんなにドキドキしているの!?


「…中山さん、ごめん。 実は……
前から中山さんの事が好きだったんだ…

僕は不器用だから、こんな強制的な方法でしか、中山さんを独占する事しか出来なくて…」


…カナの心臓は、爆発しそうだった


「…課長、嬉しいです」


「えっ!?嬉しい…の?」

「はい‥。私も前から相澤課長の事が……大好きでした…」

2人はしばらく見つめ合った

そして…唇が軽く触れる程度にキスをした

…あぁ…幸せ…

カナは嬉しさでいっぱいだった


軽いキスはやがて激しいキスになり、2人は舌をねっとり絡ませ、お互い求めるように吸い付き…


クチュクチュ…チュパチュパ…
ハアハア…ンッ…チュッ…チュッ…


静かな部屋に、濃厚なキスの音だけが響いた


課長の手は、カナの服の中へ入り、ブラジャーへのびていった…

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