この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
満員電車
第6章 解放
殆どぼーっと過ごす週末だった
ピピピピピピピピ…
いつもの携帯のアラーム音で、カナは目覚めた…
まだ何となく体調は優れないまま、月曜日の朝を迎えた
体は辛いが、課長に逢いたい一心で支度をした
いつもの軽い朝食を済ませながら、頭は課長の事でいっぱいだった…
「行ってきまーす!」
カナは家を出た
……
そして、いつもの電車
いつもの車両
いつものポジションに立ち、いつもの満員電車に耐えていた
○○駅~
…あっ、雅治さんが乗ってくる駅だ
カナの鼓動は高鳴った
また満員状態に人がどっと押し寄せてくる
カナは苦痛で顔が歪んだ
…雅治さん、居ないかな…どこかなぁ?…
カナが課長を待っていると
…えっ!?
カナのお尻を撫でられた
…雅治さんなの??
鮨詰め状態で振り返る事も出来ない
…撫で…撫で…撫で…
その手は、カナのお尻を円を描くように撫で回した
…えっ!?えっ!?雅治さんなの??それとも痴漢??
カナの頭はパニックだった
その時…
「すみません!すみません!!ちょっとすみません!!」
奥の方から人をかき分けて課長がカナの元へやってきた
「おはよう!カナさん!」
課長はうっすら汗をかきながら、爽やかな笑顔を見せてくれた
「…ぉっ、おはようございます…」
カナのお尻を触る男が、課長ではなく痴漢だと分かり、更に動揺していた
「土曜日の会議でさぁ~、大変な事があったんだよ!カナさん聞いてくれる?」
課長はこの間の出来事はまるで無かったかのように話し出す…
…撫で撫で……
課長との会話中も、痴漢は手を休めない
…雅治さん、痴漢です!私のお尻触られてます!!
カナは必死な表情で、課長に目で訴えた
しかし、様子がおかしいカナをよそに、課長は会話を止めない
…スルスルっ……
痴漢の手が、カナのスカートの中へ入ってきた…
ピピピピピピピピ…
いつもの携帯のアラーム音で、カナは目覚めた…
まだ何となく体調は優れないまま、月曜日の朝を迎えた
体は辛いが、課長に逢いたい一心で支度をした
いつもの軽い朝食を済ませながら、頭は課長の事でいっぱいだった…
「行ってきまーす!」
カナは家を出た
……
そして、いつもの電車
いつもの車両
いつものポジションに立ち、いつもの満員電車に耐えていた
○○駅~
…あっ、雅治さんが乗ってくる駅だ
カナの鼓動は高鳴った
また満員状態に人がどっと押し寄せてくる
カナは苦痛で顔が歪んだ
…雅治さん、居ないかな…どこかなぁ?…
カナが課長を待っていると
…えっ!?
カナのお尻を撫でられた
…雅治さんなの??
鮨詰め状態で振り返る事も出来ない
…撫で…撫で…撫で…
その手は、カナのお尻を円を描くように撫で回した
…えっ!?えっ!?雅治さんなの??それとも痴漢??
カナの頭はパニックだった
その時…
「すみません!すみません!!ちょっとすみません!!」
奥の方から人をかき分けて課長がカナの元へやってきた
「おはよう!カナさん!」
課長はうっすら汗をかきながら、爽やかな笑顔を見せてくれた
「…ぉっ、おはようございます…」
カナのお尻を触る男が、課長ではなく痴漢だと分かり、更に動揺していた
「土曜日の会議でさぁ~、大変な事があったんだよ!カナさん聞いてくれる?」
課長はこの間の出来事はまるで無かったかのように話し出す…
…撫で撫で……
課長との会話中も、痴漢は手を休めない
…雅治さん、痴漢です!私のお尻触られてます!!
カナは必死な表情で、課長に目で訴えた
しかし、様子がおかしいカナをよそに、課長は会話を止めない
…スルスルっ……
痴漢の手が、カナのスカートの中へ入ってきた…