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一秒に見えた世界
第12章 俺の言う事を聞け
私の奥を優誠のものが更に押し入ろうとする快感に完全に真っ白になる私の頭。

『ぁぁっあぁん…、もっとぉ…、あんっ。』

優誠が出し挿れするたびに私の中は締まっていく。

『美奈…、イッちまうから力抜いてくれよ。』

って優誠は言うけれど私には無理。

『イッちゃうもん…。またイクの…、だから優誠も来て!』

私は優誠にしがみついて叫ぶようにそう言う。優誠が激しく私を突き上げて来ると一気に私は達しちゃう。

『イクぞ。』

既に痙攣が止まらない私の中に優誠の熱いものが押し寄せた。私はずっと優誠にしがみついたままだった。優誠はゆっくりと私にキスをしてからお風呂に抱っこで連れて行ってくれる。

優誠は自分のものは雑に洗って私のアソコは丁寧に指を挿れて洗って来る。

『んはん…。』

またしても私は優誠のその指先に感じて来ちゃう。

『洗えねぇだろ。』

と困った顔に優誠がなってしまう。結局優誠は

『早く来いよ。』

と言って先にお風呂を出て行くけど私がお風呂を出たらちゃんと私の着替えが用意されている。

優誠ってやっぱ激甘!!

って私は嬉しくなる。

私が着替えていると着替え終わった優誠が私の髪を乾かしてくれる。私はその間に簡単にメイクする。結局メイクセットは同じ物をもう1セット優誠の部屋用に買わされていた。

私の髪を乾かしながら優誠が

『夕飯を食ったら今日は送ってやるけど美奈は何が食いたい?』

と聞いて来る。私は焼き鳥と答えた。優誠は笑いながら

『マスターの店でいいか?』

って言った。優誠はあの小さな焼き鳥屋さんが好きらしい。私は改めて自分の恋人として優誠と手を繋いで優誠の部屋を出た。

焼き鳥屋さんではマスターが私を覚えていたらしく

『今日も烏龍茶?』

って聞いてくれた。私は今夜は興奮しているから少しお酒が呑みたかったけど明日からは学校なんだから止めておけと優誠が言うから私はやっぱり烏龍茶にした。

ご飯の後は私の家の前まで優誠が送ってくれたけど私はまだ帰りたくなかった。優誠は

『学生のうちはいい子にしてろ。』

とそんな私を柔らかく突き放す。それでも私はやっぱり寂しいと思いながら家に帰るしかなかった。
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