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一秒に見えた世界
第16章 親子って難しい
うげっ!?どっちのパパ!?どっちが出て来ても怖いのは同じです。

と思わず私は考えてしまう。優誠はかなり引き攣った顔をして

『美奈に会いたがっているのは両方だ。しかも会わせたらその場で結婚式とかやりかねん。』

と言った。

どんなパパなんよ!?

私はパニックモードに入ろうとしてしまう。今度は優誠がため息だ。

だから私は優誠に聞いてみた。

『結婚はともかく会うだけは会おうか?』

そしたら優誠は

『御剣の親父はともかく水原の親父は普通の日本語が通じねぇぞ?』

と言い出した。

日本語が通じない?優誠のパパは外国の人?いや…、雑誌に載っていたあの怖いおじ様のあの顔は明らかに日本人だったような…。

私はまたしてもぼんやりと考える。優誠は少しイライラとし始めて

『普通の常識ってのがねぇから、まともな会話が出来ねぇんだよ。』

と私にとにかく不機嫌に言う。

あぁ…、なんだ。それって優誠と同じじゃん。

と私は軽く考えた瞬間、パチンッという音と共にデコピンが飛んで来た。

『お前、また適当にとんでもない事を考えたろ?』

と優誠が私に怖い顔して聞いて来る。私はおデコを手で押さえたままふるふると首を横に振った。

優誠は今夜はとにかく寝るとか言ってから不機嫌なまま私をベッドに入れたくせにやっぱり私の全身を舐めていた。私はまた意識がなくなるまで優誠にイカされた。

次の日はさすがに優誠もエッチはほんの少しだけ控えめだった。それでもまだ朝なのに私を背後から抱えるようにして優誠は私の中に自分のもの挿れたまま腰から回した指先で私のクリを愛撫する。

『あぁ…。それダメ。』

『これが好きか?』

私の耳を舐めながら優誠はそうやって聞いて来る。だから私の腰が勝手に動くと優誠が

『美奈がやらしい。』

と言ってから私のクリをつねって来る。私の中がビクンと痙攣する。

『イクッ!!』

そう叫んで私が達しても私のクリを剥くようにして優誠の指が撫で回す。それをされるたびに私の中の優誠のものを私はギュウギュウと締め付ける。

『優誠、奥まで突いて。』

優誠はゆっくりと私を突いてくれる。最後は私がベッドに四つん這いにされて私は枕にしがみつく。
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