この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
一秒に見えた世界
第16章 親子って難しい
佐伯さんがお使いの人と電話を代わってくれと私に言うから私はお使いの人に携帯を渡した。

お使いの人は佐伯さんと3分ほど話しをしてから

『失礼致します。』

と言って帰って行った。それから私はいつも通りに夕食にはサンドイッチを食べてお風呂に入りパジャマに着替えて寝る準備はOKとか思っていたらまたしても我が家のインターホンが鳴り出した。

誰よ?こんな時間にとか思いながら私はまた適当にうちの扉を開けた。今度はかなり怖い顔をした優誠がそこに居た。

『簡単にドアを開けんな。』

いきなり私は優誠に叱られてしまった。

あぁー…、だってうちのインターホンを鳴らしたのは優誠さんだし…。

とか私はのんびりと考える。だけど優誠は

『着替えて来い。行くところがある。』

と言い出した。私は

『こんな時間に急に?』

と聞いたけれど優誠は

『俺だってまだ仕事の途中なんだよ。』

と言って相当に不機嫌だった。優誠は少し懇願するように

『今夜は適当でもいいからとにかく外に出られる格好をしてくれよ。』

と私に言って来る。とりあえず私は優誠を私の部屋に入れた。優誠は私の部屋を見て

『適当なくせに部屋はきちんと片付いているのな。』

とか言った。私はとにかく着替えをしてから

『今夜はもうお風呂に入ったからメイクはやだよ。』

と言うと優誠は

『構わん。行くぞ。』

と言うなり私を連れて家を飛び出した。そのまま私は優誠のプライベート用ベンツに乗せられて優誠の運転でひたすら走る車の中に居た。

『一体、なんなの?』

と言う私に

『親父2人の呼び出しだ。だから今からカントリーに行く。』

と答える優誠。

『カントリー?』

『ゴルフ場だ。』

『こんな時間からゴルフするの?』

『しねぇよ。今夜はカントリーのホテルに泊まって明日の朝一からゴルフをやるんだよ。』

優誠はかなり荒っぽい運転で私に説明をする。

『私、なんにも持って来てないよ?』

『お前の荷物は今俺の部屋にある分を佐伯が用意しているから心配すんな。』

と優誠が言って来た。
/217ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ