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一秒に見えた世界
第19章 だって…忙しいんだもん
だから、忙しいんだってば…。

と言いたいところだけれど私には優誠のその不機嫌が嫌なんだと思う気持ちの方が強かった。

『出来るだけ真面目に優誠の為の時間を作るから。』

そう言って私は優誠に鼻チュウをする。少し機嫌を直した優誠はまずは私を抱っこする。

『美奈は学祭で何をすんだ?』

『メイド喫茶。』

と適当に答えた私に一気に怖い顔になる優誠さん。

『あぁ!?』

って優誠は怖い顔で叫び出す。

しまった…!?

と思う懲りない私。だから慌てて私は

『メイドは私はしないの。空とお料理が担当なの。だからお昼の混む時間は忙しいけれどその時間を外したら少しは大丈夫なの。』

と真面目にきっちり優誠に答えた。優誠は本当に怒った顔で

『絶対にメイドだけはすんなよ。』

と言って来た。

わかっています。もしメイドをやったら私はきっと優誠に殺される。てかミニスカートのメイド服とか私には死ぬほど恥ずかしいし…。

そんな事を私はまたぼんやりと考える。優誠は呆れたように

『早くも適当扱いかよ。』

と言って私にキスをして来る。私はそんな優誠のキスに溶けていく。だから今のこの時間の私は優誠の事しか考えない。優誠のキスが一瞬私の唇から離れようとしても今度は私の方からまた優誠にキスをする。

そうすれば優誠は完全にご機嫌になってくれる。私が優誠だけを求める。それが優誠のご機嫌になる一番の理由だ。

そんな優誠はご機嫌だとすぐに私の好きなところを舐めてくれる。

まずは私の首筋に優誠の舌が這っていく。私の心臓がまるで首にあるみたいに優誠の舌が這うところが熱くなって脈打ち始めて来る。

ただ私はそれが気持ちいいと思って力が抜けて優誠に全身を預けてしまう。そうすると優誠の手が私の胸を揉んで来る。

大きな優誠の手には少し余る私の胸。

ボリュームが足りないとかまた優誠に言われたらどうしよう?

とか余計な事を私が考えるとギュッて優誠に胸の先を指先で摘まれちゃう。

その瞬間に私のアソコがトロッとして熱くなる。一瞬でも余計な事を考えると私を優誠だけの女に引き戻そうとする優誠だ。

小さな私を軽々とソファーの上に四つん這いにすると優誠に私のお尻が突き出された。だから優誠が私のアソコをゆっくりと確認するようにして舐めて来る。

『ふぁぁ…。』

私の身体小刻みに震えてしまう。
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