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一秒に見えた世界
第20章 時々…お前がわからねぇ
何が私と優誠でそんなに違うの?生まれ育ち?感覚?それとも愛情の深さ?

そう思ったらまた泣き出してしまう私だった。結局は優誠が

『お前を泣かしたくはないんだ。』

と言って凹んでしまう。私は泣きながら

『愛しているから今は抱いて…。』

と優誠に言った。優誠は微妙に困った顔をしたままだった。だけど

『本当にお前がわからねぇ…。』

と言いながらも私の中に優誠のものを挿れてくれた。そうやって優誠と繋がっているだけで私は良かったの。別にイカなくても私は幸せだと思うからそれだけで良かった。でもやっぱり優誠はイカせる気で私を攻めて来る。

私は優誠が私の中にいるだけで満足なのに優誠は私の胸を舐めながらクリまで弄って私を突いてくる。

『ふぁぁ…、あああっ、イクゥッ!』

私の穴の中がビクンと大きく弾けると後はビクビクといつまでも痙攣を続けた。私は優誠が動くたびに痙攣が激しくなりまた優誠のものを締め付ける。

『優誠、また来る。イッちゃう♡』

そして2度目の快感が私を襲って来る。優誠も苦痛に似た顔をしてもう限界のようだった。一気に優誠が私の上で激しく動き出すと私は自分の身体の感覚がわからなくなる。2度目の波に私の全身が弾けた時に優誠が私の一番奥で止まった。

私はまた泣いていた。優誠のものがまだ脈打ちをしながら私の中に居てくれた。泣いている私を心配そうな顔で見下ろしている優誠が

『また泣くのか?』

と私に聞いた。私は少し笑って優誠に

『優誠が私と一緒にイッてくれると私は幸せだから泣くの。』

と答えた。滅多には見せてくれない優誠の照れた顔が私の目の前にあった。私はそれが嬉しくてただ私を優しく抱きしめてくれている優誠の身体が温かくて気が付くと私は眠っていた。

翌朝は私がパンを焼いて卵を焼き、サラダを作って喫茶店風のモーニング。でも朝食を食べ終わって片付けが終わるとまたしても優誠が私の身体を抱えて弄り始めようとする。

『だから、やだぁ…。』

『美奈は他になんかやりたい事でもあんのか?』

『別にないけどエッチばかりの1日っていやだぁ。』

私の言葉に優誠が珍しく考え込んでしまう。ふと思い立ったように優誠が

『出掛けるぞ。』

と私に言い出した。
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