この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
一秒に見えた世界
第9章 バイトじゃない気がする
私はずっと社長室に居たけれど一度も優誠は社長室へは来なかった。11時過ぎに秋元さんが
『長谷川さんは何が好き?』
とお昼のメニューを聞いて来た。
『サンドイッチ…。』
と私が言うと12時5分前には社長用のデスクにサンドイッチの箱が置かれ私の分だと私にも秋元さんからサンドイッチの箱が渡された。
『ちょっと!?これって…。』
と私は叫んでしまった。
北新地の有名なサンドイッチ…。しかも一番お高い2800円のサンドイッチ…。バイトのまかないに高級サンドイッチとか…、これはバイトじゃない気がする。
段々と私が思っていた事とは違う変なバイトになって来ているとか考えた。さすがに適当主義の私にでもこの状況は違和感を感じてしまう。しかも肝心の優誠が全く社長室には戻って来なかった。
私はイライラとしていた。とりあえずサンドイッチは半分だけ食べた。1時半に秋元さんが優誠のサンドイッチを片付けた。
『片付けるのですか?』
そう聞いた私に秋元さんは
『もう社長は今日は食事をしないからね。』
と答えてくれた。秋元さんは今日は優誠は会社の外に居て仕事をしているから、多分、車の移動中にコンビニのおにぎりとかを食べてるはずだと私に教えてくれた。
2時になった。本日の優誠が初めて社長室に来た。私は急いでコーヒーを入れた。なのに優誠は私がコーヒーを置いた途端に私を見もしないで部屋からまた出て行った。
秋元さんが
『コーヒーを片付けて社長の机を拭いてね。』
と私に言った。信じられないとか私が思っていたら優誠が20分くらいでまた戻って来た。私はまたコーヒーの入れ直しだ。
5分…、10分…、15分…。優誠はずっと書類を眺めてて私が入れたコーヒーになんかには全く見向きもしなかった。
私は優誠に飲まないのか?と聞きたかった。
だけど優誠はまた部屋から黙って出て行った。私は完全に怒っていた。秋元さんは
『社長の机を片付けたら3時だから長谷川さんのバイトは今日はもう終わりですよ。』
と言ったけど私は秋元さんに
『社長はちょっとわがまま過ぎませんか?』
と聞いてみた。
『長谷川さんは何が好き?』
とお昼のメニューを聞いて来た。
『サンドイッチ…。』
と私が言うと12時5分前には社長用のデスクにサンドイッチの箱が置かれ私の分だと私にも秋元さんからサンドイッチの箱が渡された。
『ちょっと!?これって…。』
と私は叫んでしまった。
北新地の有名なサンドイッチ…。しかも一番お高い2800円のサンドイッチ…。バイトのまかないに高級サンドイッチとか…、これはバイトじゃない気がする。
段々と私が思っていた事とは違う変なバイトになって来ているとか考えた。さすがに適当主義の私にでもこの状況は違和感を感じてしまう。しかも肝心の優誠が全く社長室には戻って来なかった。
私はイライラとしていた。とりあえずサンドイッチは半分だけ食べた。1時半に秋元さんが優誠のサンドイッチを片付けた。
『片付けるのですか?』
そう聞いた私に秋元さんは
『もう社長は今日は食事をしないからね。』
と答えてくれた。秋元さんは今日は優誠は会社の外に居て仕事をしているから、多分、車の移動中にコンビニのおにぎりとかを食べてるはずだと私に教えてくれた。
2時になった。本日の優誠が初めて社長室に来た。私は急いでコーヒーを入れた。なのに優誠は私がコーヒーを置いた途端に私を見もしないで部屋からまた出て行った。
秋元さんが
『コーヒーを片付けて社長の机を拭いてね。』
と私に言った。信じられないとか私が思っていたら優誠が20分くらいでまた戻って来た。私はまたコーヒーの入れ直しだ。
5分…、10分…、15分…。優誠はずっと書類を眺めてて私が入れたコーヒーになんかには全く見向きもしなかった。
私は優誠に飲まないのか?と聞きたかった。
だけど優誠はまた部屋から黙って出て行った。私は完全に怒っていた。秋元さんは
『社長の机を片付けたら3時だから長谷川さんのバイトは今日はもう終わりですよ。』
と言ったけど私は秋元さんに
『社長はちょっとわがまま過ぎませんか?』
と聞いてみた。