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この香りで……。
第22章 医院
「はい……お待ちどうさま……」

 コトっと静かにコーヒーカップが置かれた。

 湯気の中で琥珀色が白いカップの中で揺れる。

 ――とてもキレイ……。

 奈々葉は、ふう……っと湯気を払ってから、琥珀色をひと口啜り、喉に流し込む。

 まろやかな苦味が奈々葉の口腔に広がり、香ばしいコーヒーの香りが鼻腔に抜けた。

「ああ、美味しい……」

 奈々葉の身体の滞っていた血液が流れ始めたようだった。


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