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一夜だけの恋人 〜妹の姫初め
第4章 ラブホ
ソファーのテーブルから取ったティッシュの箱をベッドの枕元にセッティングする。そして、俺の財布からコンドームの小袋を出して、隅っこの封を切って枕の下に忍ばせた。夏芽との「もしも」の時に備える。
しばらくして、水しぶきの音が止まった。
もう一度、枕をめくって、セットしたコンドームを確認する。
「お兄ちゃん……」
慌てて枕を戻した。
エコーがかかった声が俺を呼んだ。
「何……」
「お風呂のお湯入れたんだけど……入る?」
俺の股間がまた反応した。