この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
一夜だけの恋人 〜妹の姫初め
第4章 ラブホ

 自分に落ち着けと、大きく深呼吸する。

「……えっ、ああ、うん……じゃあ……」

 何も気にしてない、ということをさりげに装う。

 バスルームから笑い声が聞こえた。

「お兄ちゃん、声、ひっくり返ってる。悪戯して怒られた時みたい」

 さすが鋭い。

 俺はバスルームのドアを開けた。むわっと魔法のランプみたいな湯気に迎えられる。その壁には大きな鏡に囲まれているが露で曇ったそれはその役割を果たしていない。

 家よりも大きな浴槽に夏芽は俺に背中を向けて立っている。
 
 思わず抱きつきたくなるようなポチャっとした白い背中。その割にあるウエストのくびれと、それを強調するような白くて丸い腰が俺の方を向いていた。

 シャワーの前にある金色のバスチェアの座面には俺の腕が入るほどの切れ込みがある。いわゆるスケベ椅子と言うやつだ。

「お兄ちゃん、恥ずかしいからあっち向いてて……」

 夏芽が言った。早口で……。
/38ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ