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一夜だけの恋人 〜妹の姫初め
第4章 ラブホ
 そうだ、俺が小学校六年の夏休みの終わりにお祖母ちゃんが急に赤飯を炊いたっけ……。あの時、夏芽が急に遠く感じたのを覚えてる。

「生理(あれ)が始まった頃、男の子と一緒に遊んじゃだめ,って言われて……お兄ちゃんとも話さなくなっちゃった。……ゴメンね」

 夏芽の声が途切れる。

「夏芽……」

 俺は、どう言ったらいいのか分からなかった。


「お兄ちゃん……、私、お兄ちゃんの身体、洗ってあげる」と、何かを吹っ切ったように夏芽が言った。

 俺は湯船から上がり、またスケベ椅子に座る。


 チャプンと音がしたあと、シャワーのお湯が背中にかかってくすぐったかった。横目で妹を見る。ピンク色に染まった丸い胸の膨らみの真ん中の赤みがかった桃色の部分を見て、俺の股間が反応する。
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