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秘密のピアノレッスン
第17章 本当の私

目元のガーゼに先生の触れた。優しくそっと。痛みはない。
今度は先生の唇がガーゼに触れる。そのまま頬を伝い、顎から首筋にゆっくりと口づけされる。
堪らなかった。
先生の髪に触れ、下がって行く口づけを受けとめながら、制服のリボンが解かれ、長い指が器用にボタンを外して行く。
衣が擦れる音と、ぷち、ぷちとボタンが外れる音。先生の息遣いも聞こえる。
「蒼馬さん……」
首筋とはだけた鎖骨に先生の息が掛かり、内ももを捩った。名前を呼んでそっと目を閉じて、覚えたてのキスをせがむ。
先生は、そうっと唇を合わせ、ゆっくり擦り合わせるようにキスをする。うっすらと開く唇の隙間から、柔らかな舌が入り込んだ。
さっきまで乾いた音しか聞こえてこなかったのに、愛しい水音と二人の吐息が混じった。
お口の中が、先生でいっぱい。
先生の舌が蠢いて、私を奪って、弄んで、混じり合う。逃がしてはくれずに深くなるばかりで、思考をも奪われてしまう。
そうして口内を蹂躙されながら、先生の指が太ももを辿る。ぴくりと体を動かしても抗う力はなく、ショーツの中に易々と侵入を許す。
ぬめるような感覚の後、淫靡な音がした。
「ああ……キスしかしてないのに、とろとろだよ」
少し嬉しそうな先生の囁き声。辱めるような言葉に唇を結び、顔を伏せる。
今度は先生の唇がガーゼに触れる。そのまま頬を伝い、顎から首筋にゆっくりと口づけされる。
堪らなかった。
先生の髪に触れ、下がって行く口づけを受けとめながら、制服のリボンが解かれ、長い指が器用にボタンを外して行く。
衣が擦れる音と、ぷち、ぷちとボタンが外れる音。先生の息遣いも聞こえる。
「蒼馬さん……」
首筋とはだけた鎖骨に先生の息が掛かり、内ももを捩った。名前を呼んでそっと目を閉じて、覚えたてのキスをせがむ。
先生は、そうっと唇を合わせ、ゆっくり擦り合わせるようにキスをする。うっすらと開く唇の隙間から、柔らかな舌が入り込んだ。
さっきまで乾いた音しか聞こえてこなかったのに、愛しい水音と二人の吐息が混じった。
お口の中が、先生でいっぱい。
先生の舌が蠢いて、私を奪って、弄んで、混じり合う。逃がしてはくれずに深くなるばかりで、思考をも奪われてしまう。
そうして口内を蹂躙されながら、先生の指が太ももを辿る。ぴくりと体を動かしても抗う力はなく、ショーツの中に易々と侵入を許す。
ぬめるような感覚の後、淫靡な音がした。
「ああ……キスしかしてないのに、とろとろだよ」
少し嬉しそうな先生の囁き声。辱めるような言葉に唇を結び、顔を伏せる。

