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秘密のピアノレッスン
第7章 雨
「先生……」
視線が絡み、時が止まる。
だめ、もう、あんなこと続けちゃ……。
あんなことお願いしちゃ、ダメ。
頭ではわかっているのに――。
先生の指に視線を奪われながら、ひとりでに口が開く。
「先生……今日も……お願いします……」
今日は、窓から雨の音。
先生は眼鏡を外してグランドピアノをの上に置くと、私の手を引いた。
こんなにいやらしいお願いばかりして、顔を覆いたいほど恥ずかしい。
またあの、心地のいいソファへ先生と二人で腰掛ける。
「今日は、少し進もうか?もちろん、更紗ちゃんが嫌ならしないよ」
「は……はい……」
くす、と笑う先生の黒髪が揺れる。
こんな素敵な人に……ピアノだけでなく、性の手ほどきも受けてるなんて……。
頭が甘く痺れて、ぼうっとする。
先生が呼ぶ私の名前は、とても素敵な響きに聞こえる。
「今日はタイツを脱ごうか」
脱ぐのはタイツだけ。
パンティははいたままで、いつでもスカートやブランケットで隠してもいいと先生は言う。
「はい……」
緊張しながら先生の前でタイツを脱いだ。
ダークブラウンの冷たい床の上に、黒のタイツがぽとりと落ちた。
視線が絡み、時が止まる。
だめ、もう、あんなこと続けちゃ……。
あんなことお願いしちゃ、ダメ。
頭ではわかっているのに――。
先生の指に視線を奪われながら、ひとりでに口が開く。
「先生……今日も……お願いします……」
今日は、窓から雨の音。
先生は眼鏡を外してグランドピアノをの上に置くと、私の手を引いた。
こんなにいやらしいお願いばかりして、顔を覆いたいほど恥ずかしい。
またあの、心地のいいソファへ先生と二人で腰掛ける。
「今日は、少し進もうか?もちろん、更紗ちゃんが嫌ならしないよ」
「は……はい……」
くす、と笑う先生の黒髪が揺れる。
こんな素敵な人に……ピアノだけでなく、性の手ほどきも受けてるなんて……。
頭が甘く痺れて、ぼうっとする。
先生が呼ぶ私の名前は、とても素敵な響きに聞こえる。
「今日はタイツを脱ごうか」
脱ぐのはタイツだけ。
パンティははいたままで、いつでもスカートやブランケットで隠してもいいと先生は言う。
「はい……」
緊張しながら先生の前でタイツを脱いだ。
ダークブラウンの冷たい床の上に、黒のタイツがぽとりと落ちた。