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秘密のピアノレッスン
第8章 指

ふわりと抱きとめられて、先生の膝の上で鏡に向かって座らされる。
鏡が、物欲しそうな私とはおよそ釣り合わない、堂々とした品の良い青年を映し出している。
「いやです……見られない」
これから先の想像はつく。薄汚い自分は見るに耐えない。初めて抗う私を、先生は背後からぎゅっと抱きしめた。
「更紗ちゃんのココ、すごくきれいだから見せてあげたいんだよ。僕だけ見てるのはもったいないだろ?」
「……でも」
「君はとてもきれいだよ」
お世辞だとわかっている。
けれど、先生の甘い台詞に身も心もとろけてしまいそうになって、先生の提案を受けた。
先生の膝が、私に足を閉じさせる自由を奪う。
鏡の中で、先生の指で襞が広げられた。
…………だめ……。
くぱあと開かれたピンク色の粘膜。時折ひくひくと痙攣するのがわかり、目を逸らしたり瞑ろうとすると「しっかり見て」と顎に手を添えられる。
鏡が、物欲しそうな私とはおよそ釣り合わない、堂々とした品の良い青年を映し出している。
「いやです……見られない」
これから先の想像はつく。薄汚い自分は見るに耐えない。初めて抗う私を、先生は背後からぎゅっと抱きしめた。
「更紗ちゃんのココ、すごくきれいだから見せてあげたいんだよ。僕だけ見てるのはもったいないだろ?」
「……でも」
「君はとてもきれいだよ」
お世辞だとわかっている。
けれど、先生の甘い台詞に身も心もとろけてしまいそうになって、先生の提案を受けた。
先生の膝が、私に足を閉じさせる自由を奪う。
鏡の中で、先生の指で襞が広げられた。
…………だめ……。
くぱあと開かれたピンク色の粘膜。時折ひくひくと痙攣するのがわかり、目を逸らしたり瞑ろうとすると「しっかり見て」と顎に手を添えられる。

