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キズナツナグモノガタリ ~誠の男と性の少女~
第4章 脱童貞! 宮本小次郎!!
「ん…!」
花楓の息が跳ねる。粘液に包まれた指を激しく動かす。
「待って…激しくされると…あうっ、痛い…っ!」
痛みを訴える声に、俺ははたと動きを止めた。
「ご、ごめん…」
はぁ、ふぅ…深呼吸のように花楓が大きく呼吸をする。胸が大きく上下に動く。
「大丈夫か…?」
おろおろと問う俺の顔を花楓が両手で優しく掴む。
くすり。小さな笑い声が聞こえた。
「情けない顔」
「ごめん、よく分からなくて…」
「優しくしてって言ったじゃん」
「ごめん…」
くすくす。花楓が忍び笑う。
「小さい時から困った時はいっつも『大丈夫か』『ごめん』って」
「え…?」
「ごめん、より、ありがとう、が聞きたいな…」
花楓の顔を見つめる。花楓が俺を見つめる。
「…花楓」
「…ん?」
「一緒にいてくれて、ありがとう…触れさせてくれて、ありがとう」
俺を映す瞳に、みるみる涙が溜まっていく。
「うん…」
硬く抱き合うと、お互いお体温が伝わり心臓の音が重なる。今の言葉で体だけでなく心まで重なった。そんな気がする。
心と心が繋がる。
絆。
花楓の手が俺の熱くなったものをそっと包み込む。
「小次郎…挿れて…」
花楓の息が跳ねる。粘液に包まれた指を激しく動かす。
「待って…激しくされると…あうっ、痛い…っ!」
痛みを訴える声に、俺ははたと動きを止めた。
「ご、ごめん…」
はぁ、ふぅ…深呼吸のように花楓が大きく呼吸をする。胸が大きく上下に動く。
「大丈夫か…?」
おろおろと問う俺の顔を花楓が両手で優しく掴む。
くすり。小さな笑い声が聞こえた。
「情けない顔」
「ごめん、よく分からなくて…」
「優しくしてって言ったじゃん」
「ごめん…」
くすくす。花楓が忍び笑う。
「小さい時から困った時はいっつも『大丈夫か』『ごめん』って」
「え…?」
「ごめん、より、ありがとう、が聞きたいな…」
花楓の顔を見つめる。花楓が俺を見つめる。
「…花楓」
「…ん?」
「一緒にいてくれて、ありがとう…触れさせてくれて、ありがとう」
俺を映す瞳に、みるみる涙が溜まっていく。
「うん…」
硬く抱き合うと、お互いお体温が伝わり心臓の音が重なる。今の言葉で体だけでなく心まで重なった。そんな気がする。
心と心が繋がる。
絆。
花楓の手が俺の熱くなったものをそっと包み込む。
「小次郎…挿れて…」