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キズナツナグモノガタリ ~誠の男と性の少女~
第5章 特訓! 沙川花楓!!
「特訓って…こういうこと?」
「うん。『力』の暴走を止めることは無理そうだから、いつ来ても周りの人に気付かれないように耐える方向で鍛えよう。ついでに花楓がそれに耐えられる時間が長くなれば戦いの時も『力』の持続時間が長くなるだろうし」
「そうかも、だけど…」
「今だって頑張って耐えたおかげで、こないだみたいに一瞬でイったりしなかったじゃないか」
「う、うん…だけど、こんなの繰り返すの…?」
「剣も基本の反復練習が大事だろ。今は少しでも繰り返して『力』の刺激に慣れることが大事なんじゃないかな」
言いながらも俺の足は進み、とりあえずの目的の店に着く。三階にある駄菓子屋だ。俺は麩菓子がいまだに好きだし、ねじねじの容器に入ったカラフルなゼリーは高校生になった今でもテンションが上がる。
「ちょっと買い物」
俺は言うとさっそくお菓子を手に取る。
いつもなら「子供っぽいんだから」とか何とか言う花楓は、今日はいつ襲うか分からない快感に備えてか大人しい。
「ちょっと待っててね」と花楓に声をかけ、ねじねじゼリーを手にレジへと向かう。冬休みのせいか、いつもは空いているレジの前には三人ほどが並んでいた。
一人残された花楓が何気なくお菓子を手に取る。横では小さな女の子が真剣な顔でお菓子を選んでいる。きっとお年玉でもらったお金で何が買えるか頭の中はフル回転しているんだろう。
俺がその様子を見ていると、俺の視線に気付いたか花楓が目が合った。
好機っ!
俺はありったけの妄想を花楓に叩き込む。
「あぅ…っ!」
小さく呻いて花楓の手から梅ジャムが落ちた。
「おねーちゃん、落ちたよ」
女の子が親切に拾ってくれる。
快感に震えながらも笑顔を見せ、差し伸べられたお菓子に手を伸ばす。その手の震えは隠せなかったようだが、女の子には気付かれずに済んだようだ。
ようやく俺の会計の順番がやって来た。ばいばい、と女の子と手を振り合った花楓が額に手を当て顔を隠すようにして快感に悶える。
「うん。『力』の暴走を止めることは無理そうだから、いつ来ても周りの人に気付かれないように耐える方向で鍛えよう。ついでに花楓がそれに耐えられる時間が長くなれば戦いの時も『力』の持続時間が長くなるだろうし」
「そうかも、だけど…」
「今だって頑張って耐えたおかげで、こないだみたいに一瞬でイったりしなかったじゃないか」
「う、うん…だけど、こんなの繰り返すの…?」
「剣も基本の反復練習が大事だろ。今は少しでも繰り返して『力』の刺激に慣れることが大事なんじゃないかな」
言いながらも俺の足は進み、とりあえずの目的の店に着く。三階にある駄菓子屋だ。俺は麩菓子がいまだに好きだし、ねじねじの容器に入ったカラフルなゼリーは高校生になった今でもテンションが上がる。
「ちょっと買い物」
俺は言うとさっそくお菓子を手に取る。
いつもなら「子供っぽいんだから」とか何とか言う花楓は、今日はいつ襲うか分からない快感に備えてか大人しい。
「ちょっと待っててね」と花楓に声をかけ、ねじねじゼリーを手にレジへと向かう。冬休みのせいか、いつもは空いているレジの前には三人ほどが並んでいた。
一人残された花楓が何気なくお菓子を手に取る。横では小さな女の子が真剣な顔でお菓子を選んでいる。きっとお年玉でもらったお金で何が買えるか頭の中はフル回転しているんだろう。
俺がその様子を見ていると、俺の視線に気付いたか花楓が目が合った。
好機っ!
俺はありったけの妄想を花楓に叩き込む。
「あぅ…っ!」
小さく呻いて花楓の手から梅ジャムが落ちた。
「おねーちゃん、落ちたよ」
女の子が親切に拾ってくれる。
快感に震えながらも笑顔を見せ、差し伸べられたお菓子に手を伸ばす。その手の震えは隠せなかったようだが、女の子には気付かれずに済んだようだ。
ようやく俺の会計の順番がやって来た。ばいばい、と女の子と手を振り合った花楓が額に手を当て顔を隠すようにして快感に悶える。