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キズナツナグモノガタリ ~誠の男と性の少女~
第5章 特訓! 沙川花楓!!
俺達が最後に向かった場所。それは流山から松戸方面へ少し移動した先にある、とある本屋さん。古本から中古のゲームやCD,DVDと品揃えが豊富なお店で、店内の一角にはアダルトコーナーがある。
あるのは知っていたけど入ったことはない。中古のゲームや漫画を買ったりするのに入ったことはあるけど、そんなドキドキコーナーには立ち寄ったこともない。
でも、今日の目的はそこだ。
すでに何度もの絶頂を、たくさんの人がいるところで迎えさせられて花楓は疲労困憊だ。
「ここで最後だよ」
「今度は何をするの…?」
「ちょっと買い物をして帰るだけだよ」
「買い物…?」
うん、と俺は頷き、花楓と店の奥へと進む。
「こっちだよ」
「こ、こっちって…」
目を丸くする花楓の目の前にはアダルトコーナー。えっちな本やDVDから、夜のグッズまでいろいろ売ってる。
あらかじめプリントアウトしてきた用紙と一万円札を花楓に持たせる。お年玉から捻出した、貴重な福澤さんだ。
「俺はここで待ってるから、店員さんにこの紙を見せて、それを買ってきて」
「一緒に行かないの…?」
「これも特訓だよ」
「あんた、特訓て言えば何でも通ると思ってない?」
「そんなことないって」
アダルトコーナーの隅へ俺は花楓を残し移動する。
花楓はおっかなびっくりな様子で棚に並ぶ商品を見ている。男の俺だってドキドキしてしまう空間だ。女子には刺激が強いだろう。恥ずかしがっているのかちっとも店員さんの方へ足が進まない。
恨みがましい目で俺を見る花楓に、俺は念、もといエロ妄想を叩きつける。
「…!」
びくん、と花楓の背筋が伸びた。
もう一度こちらを睨み、品出しをしている店員さんに花楓が近付く。早くミッションを済ませて脱出しようと考えたようだ。
あるのは知っていたけど入ったことはない。中古のゲームや漫画を買ったりするのに入ったことはあるけど、そんなドキドキコーナーには立ち寄ったこともない。
でも、今日の目的はそこだ。
すでに何度もの絶頂を、たくさんの人がいるところで迎えさせられて花楓は疲労困憊だ。
「ここで最後だよ」
「今度は何をするの…?」
「ちょっと買い物をして帰るだけだよ」
「買い物…?」
うん、と俺は頷き、花楓と店の奥へと進む。
「こっちだよ」
「こ、こっちって…」
目を丸くする花楓の目の前にはアダルトコーナー。えっちな本やDVDから、夜のグッズまでいろいろ売ってる。
あらかじめプリントアウトしてきた用紙と一万円札を花楓に持たせる。お年玉から捻出した、貴重な福澤さんだ。
「俺はここで待ってるから、店員さんにこの紙を見せて、それを買ってきて」
「一緒に行かないの…?」
「これも特訓だよ」
「あんた、特訓て言えば何でも通ると思ってない?」
「そんなことないって」
アダルトコーナーの隅へ俺は花楓を残し移動する。
花楓はおっかなびっくりな様子で棚に並ぶ商品を見ている。男の俺だってドキドキしてしまう空間だ。女子には刺激が強いだろう。恥ずかしがっているのかちっとも店員さんの方へ足が進まない。
恨みがましい目で俺を見る花楓に、俺は念、もといエロ妄想を叩きつける。
「…!」
びくん、と花楓の背筋が伸びた。
もう一度こちらを睨み、品出しをしている店員さんに花楓が近付く。早くミッションを済ませて脱出しようと考えたようだ。